なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

老師敬服 感想(レビュー)

道場を運用する拡大再生産&ワーカープレイスメント。「敬服」という他プレイヤーのアクションをコピーする行動を活かせるかが特徴の国産ゲーム。

何年か前の同人版のゲムマ発売前体験会で遊んで以来2度目のプレイ。

トークン入れなどコンポーネントが豪華になりアートワークもより洗練された印象。

久々!と思いプレイするもボロ負け…。

ゲームのシステムはとても良く出来ている印象だったんですが、どうにもバランスに理不尽さを感じてしまった…。

敗北の原因を考えてみると、もちろん自分の戦略が最適でなかったのは前提としてあるが、プレイの順番とキャラクターの能力が組み合っていなかったと思われる。

自分のキャラクターは、初期リソースが多いものの生産力が弱かった。他のプレイヤーは「金2」「酒2」と初期から生産力が高いものがあれど、自分にはなく「敬服」が得られにくい。

しかも5人プレイで全5ラウンドのゲームで最後の手版だと、最初のラウンドが最後、最後のラウンドで最初手版と有利不利が著しく感じられた。

最初は皆出来ること少ないから手版の有利不利が弱いのに、最後のラウンドで手版が最初は「敬服」の旨味を活かせず本当に辛い!

これはあくまで5人プレイ時に発生する現象だけど、もう少しバランスとって欲しかったなぁ…。

まとめ

評価:B-

良くできたゲームですが、キャラクターごとに能力が違うなら、もう少しバランス調整して欲しかったと。(^_^;)

特に5ラウンドと短めで後からの調整も間に合わず不満ばかりが残ってしまった。

あとは2ラウンド以降に発生する武闘会が蛇足に感じられた。全般的に要素が多すぎて、そこまで手が回らなかった。

うーん、今回は本当に運が悪かったのもあるけど、もう少し納得したかったなぁ。

きっともっと面白いはずなので改めてプレイしたい。