なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

ヌースフィヨルド 感想(レビュー)

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アグリコラ』で有名なウヴェ・ローゼンベルクの新作です。

今回もウヴェらしい良質なワーカープレイスメントでした。プレイヤー人数×20分と『アグリコラ』より軽めです。

ゲーム概要

タイトル通りヌースフィヨルドという漁港の経済がテーマのゲームです。
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全部で7ラウンド行い一番勝利点の高かったプレイヤーの勝利となります。

相変わらず共通ボードでアクションを行い、自分のボードで箱庭を作るゲームです。

資源は「魚」「木材」「お金」の3種類だけだす。ワーカーは最初に与えられる3個だけ、それ以上増やしたりはできません。

ここまでは非常にシンプルですね!

1ラウンドは「漁」「労働」「帰宅」の3つのフェイズで構成されています。よくある"収入→アクション→次のラウンドの準備"の構成です。

「漁」では魚が獲得できます。

ただし魚はそのまま全ては貰えません。この後の「労働」で選んだ行動により漁獲漁を増やしたり、備蓄に回された魚の獲得ができます。

次の「労働」では1ラウンドで3回アクションを行えます。

主に、植樹や伐採による木材の獲得、漁獲量を増やす造船、販売による資金調達や販売すると漁から直接獲得できる魚の量を増やせる株券、強力なアクションが使える長老カードの獲得などがあります。

各行動は行える回数に制限があり、早い者勝ちです。

全員が「労働」を終えたら、「帰宅」にてワーカートークンの回収し、ラウンドマーカーを動かします。ラウンドごとに指定された効果を解決し、次のラウンドが開始します。

それらを7ラウンド行い一番勝利点の高かったプレイヤーの勝利です。

感想(レビュー)

評価:B

アグリコラ』『カヴェルナ』と比べて遊びやすいボリュームでウヴェを味わえる良いゲームでした!

とは言え軽いとは言えず、説明量も多めです。実際に遊んでみても、ゲームの後半になるまで、何をすれば勝ちに近づけるのかも手探りな感じでした。

でも1度遊べば「もう一回やろう!」と言いたくなる深みは感じました。

『ファーストクラス』と同様、建物カードのデッキが複数で、遊ぶ度に違うゲームを味わえるのは良いですね!

個性的なシステムが無いため評価はシビアに"B"をつけましたが、地味な分芯がしっかりした玄人好みに仕上がっているのでは無いでしょうか。

渋めのゲームが欲しい人におすすめです!

オマケ

ボードのサイズがさまざまで、移動の際、箱の中をガサガサするのが嫌だったのでインナーを作りました。

最上段は森林タイルとトークン類

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森林タイルはエル字の壁で端に固定

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長老会ボードと晩餐会ボード

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長老ボードなど

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これでスッキリ(^^)