WAYFINDERS 感想(レビュー)
日本で未発売の中量級ゲームです。
カラフルで可愛いパッケージが目を引きますね!
島を巡って滑走路を建てていくワーカープレイスメントです。滑走路を建てた島の効果を得る拡大要素もあります。
また、マップがランダムで配置されるので、毎回違った戦略が楽しめます。
手番では、5体いるワーカーを格納庫に配置する、または回収(全部)を行います。
回収時には格納庫に置いてある資源も一緒に回収します。獲得した資源を使って、他の島への移動や滑走路の建設を行います。
誰かが滑走路を8個建設したら、そのラウンドを最後まで行ってゲーム終了します。
滑走路を建てた島の得点と、ボーナス得点の効果のある島の得点を合計して、一番得点の高かったプレイヤーが勝利します。
まとめ
評価:B- (惜しい)
システムは良くできているものの、バランスが気になりました。
まず、タイルのランダム配置によって、バランスが良かったり悪かったりと幅がありました。
『イスタンブール』に同様の問題がありますが、こちらは推奨マップが説明書に記載があったので、それがあると良かったですね。
あとタイルごとの効果の種類が多すぎる。
このゲームの軽さで、14種類(色の派生を含めるとさらに増える)もあると説明の負担がアンバランス。
ゲーム後半になると、各プレイヤーが滑走路を置くので移動コストがかからなくなり、縦横無尽に滑走路を置けるようになります。
そうすると、滑走路を建てると資源が3つもらえる効果が強すぎて、「滑走路建てる→3つ資源もらう→それでまた滑走路を建てる」と一手番で何個も滑走路を建てれてしまい、ゲームが予感もなく急に終了します。
訳を間違えたのかと思いましたが、そうではないようで、うーむバランスが悪いように感じる。
ただ、システムが良くできているだけあって、とても勿体ないんですよね。
そこでバランスを良くするためには、下記の方法を考えました。
他プレイヤーの滑走路はあるけど自分の滑走路が建てていない島は、通行料として資源を滑走路の持ち主プレイヤーに渡す。
これでいきなり終わることが無くなるのではないかと思います。
このルールでもう一回遊んでみよう!