クトゥルフウォーズ 感想(レビュー)
ずっと遊びたかった『クトゥルフウォーズ』を遂に遊べました!
いやー、大小様々なフィギュア!これがこのゲーム最大で最高な特長で、まさに圧巻。
ゲームとしても、とても良くできたワーカープレイスメント&拡大再生産だと思います。
ゲーム概要
各キャラクターごとに決められた条件を満たすことで得られる呪文書を全て集めた状態で一定以上の得点を得ると勝利です。
それ以外にもいくつか終了・勝利条件もあるけど細かいので割愛。
ゲームは狂信者を増やしたり陣取りをすることで、資源となる「魔力」の生産力を向上させます。
魔力が貯まったら、怪物や旧き神の召喚、駒の移動、攻撃と様々なアクションが行えます。またアクションの結果、呪文書が手に入る事もあり特殊な能力を得ていきます。
アクションが終了したら、収入として魔力を充填し、占領している陣地の数だけ勝利点を得ます。
と、基本のルールはそこまで重くないのですが、各キャラクターごとの能力が細かくあり、総合するとかなりの情報量に!
だいたいインストだけで1時間はみておいたほうが良いかも。(^_^;)
また各キャラクターごとの能力や特性を把握は1度遊ばなきゃ把握が難しいので、初回プレイは"理解するため"と割りきりが必要。
まとめ
評価:A
あくまで一般的評価ではなくマニア向けの評価です。w
高価なだけあって流石の豪華さでした。デカイ駒を動かすのは、このゲームならではの特別な体験を与えてくれます。
クトゥルフの世界観を上手にマッチさせた所も凄いですが、知らなくても充分楽しめると思います。
また、
高い=3万円
重い=6kg
重い=インスト1時間
と商品性がかなりマニアックです(^^)
気になる点としては、神々が4種類と少なめで何回も遊んでいると戦略が固まりそうな所です。似たゲームの『テラミスティカ』は14種族も居たので比べるとかなり少なく感じます。
拡張が発売されることで神々が増え緩和されると思いますが、まだ発売日未定なことや本体と同じ3万円と高価な点は悩ましいですね~。(^_^;)
また、駒の大きさからボードも大きく遊ぶスペースが広く必要な点も悩ましい。
システム的には、勝利条件である呪文書を全て揃えるまでは色々と考えて面白かったのですが、いざ完成するとあとは勝利点を稼ぐだけの作業感が出てきてしまう所が気になりました。
色々と書きましたが、このゲームはとにかく規格外!唯一無二なゲームということで色々と余裕のある方にはおすすめです!