ケンブルカスケード 感想(レビュー)
ゲームの概要
8bitシューティングをテーマにした中級ボードゲームです。
パッケージイラストもどこか『グラ〇ィウス』とかあの頃のゲームっぽい?!
簡単に説明すると敵弾ゲージとエネルギーゲージのリソース管理しながら陣地取りするゲームです。
横並びのカード4枚を1セットを、縦に5ライン並べます。
新しいラウンドになるごとに最下層が無くなって、新しいラインが上に追加されます。
これが強制スクロールを表していて、とてもシューティングゲームっぽいですね!
どんどんラインが流れていくと、カードの山札底からラスボスが出てきます。ラスボスを倒すか、ラスボスのラインが流れたらゲーム終了になります。
ゲーム終了時に一番勝利点が高かったプレイヤーの勝利となります。
手番の流れ
自機は最下段からスタートします。
ライン上のカードには、敵や障害物が描かれています。
プレイヤーは手番で「移動&攻撃」か「パワーダウン」のどちらかのアクションが選べます。
個人ボードには、弾幕の具合を表す「敵弾ゲージ」と敵弾を回避するために必要な「エネルギーゲージ」の二種類が描かれています。
「敵弾ゲージ」は敵の射線上に居たり、自分の周りに敵が居ることで上がっていきます。アクション後にその数値分「エネルギーゲージ」を減らします。
「エネルギーゲージ」はHPを兼ねており、無くなると自機が破壊されます。ただし大したペナルティもなく復活できるのでそこまで神経質にならなくても大丈夫です。
また「移動&攻撃」のアクションで移動をする度に「敵弾ゲージ」を減らすことができます。
また敵や障害物を破壊すると金が手に入る場合もあります。
『パワーダウン』アクションを選ぶことで、エネルギーゲージを回復させつつ、ショップで武器や自機の強化が出来ます。
まとめ
評価:B
とりあえずシューティングゲームをテーマということだけど、「反射神経・正確なコントロール・瞬間的な集中力・学習」などのゲーム性を再現出来るわけではないので、あくまで雰囲気。(^_^;)
本来は他プレイヤーと競うゲームなのだけど、『Dead of winter』や『Hit Z road』のように"ラスボスを倒す"という大目標には協力しつつ、結果MVPは誰なのか?を競うゲームとして捉えた方が楽しめると思う。
あと他プレイヤーへの直接攻撃があるため、苦手な人は避けた方がよさげ。(攻撃されても大して痛くない)
楽しかったけど、他のゲームを差し置いて「また遊びたい!」となるほどではなかったかな~。(~_~;)
という事でレトロなシューティングゲームが好きな人にはオススメ!