なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

汽車は進むよ (Jedzie pociąg z daleka) 感想(レビュー)

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タイルを配置して線路を伸ばし、汽車を進めて駅に到着させるパズルゲームです。

普段はあまり見ることの少ないポーランド発のゲームという事で珍しさもあり買ってみました。

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プレイヤーはタイルを配置して汽車を進めるだけなので本当にシンプルです。

インストに5分、1プレイ30分位の軽いゲームでしたが、非常に楽しかったです。

 

パステル調のコンポーネントに可愛いアートワークは癖がなくて万人受けするのも、お手軽な感じにあっていて良いですね。

同じタイルを配置して道を繋げるゲームとして『カルバ』『カルバ カードゲーム』がありますが、同じぐらいの軽さなのに、より深いジレンマが楽しめます。

駅に早く到着させたら高得点のルールと、線路をより長くすすめるほど高得点のルール、の2種類のルールがあるのですが、最初から両方を合わせた上級ルールで遊ぶのがオススメです。上級ルールでも説明は簡単ですし、何より線路を長く伸ばすのか、早く駅に着くのを優先させるか、戦略性が広がって楽しさが増します!

まとめ

評価:A

個人的にタイル配置型パズルゲームが好みなのもありますが、遊んでいて楽しく、説明も簡単、シンプルなのに奥深く、アートワークも秀逸、お値段も高くなくそれ以上の価値を感じたので、A評価にしました。

ライトからヘビィな層まで幅広く楽しめる汎用性も高評価のポイントです。

またこのゲーム、線路がうまく繋がると想像していた以上に汽車が進むことがあって、それが凄い楽しいんです。勝つこと以上に楽しさがあるゲームは良いゲームだと思います。

気になる点は、他プレイヤーとの接点が少ないことですね。誰が駅に早く着いたかで得点が増減する以外は絡みが無いのでコミュニケーションがありません。個人的には自分の作業に集中できるので悪いとは思わないんですけどね。(^_^;)

ただ大手メーカーからの販売ではないので、気になる方は見かけるうちに押さえておいた方が良いと思います。