王と道化 ゲーム紹介
ゲーム紹介
プレイ人数:2人専用
プレイ時間:約20分
ゲーム難易度:低
二人専用の対戦ゲーム。
2軸16マスのボードの上に5個の駒と1個のチップを動かすシンプルなゲームです。
手札を出して駒を動かし、『王』か『王冠』を自分の陣地に迎えると勝利です。
ただし様々なルールや効果があるため、『王』を迎えるのか、『王冠』を迎えるのかを見極めて、どの駒を動かすのか、どの順番でカードを出すのかを考えるのが、このゲームの面白さです。
コンポーネントや手番で行う事はシンプルなんですが、細かいルールがいくつかあるので最初だけ難しく感じるかもしれません。
コンポーネント説明
ボードサイズ:142mm×550mm
カードサイズ:63mm×88mm
カード枚数:54枚
ボードは縦長で55cmもあるため広めの机でプレイすることを推奨します。
カードサイズはよくある″スタンダードサイズ″と呼ばれるものです。カードはPP加工されているため傷がつきにくいですが心配ならスタンダードサイズもしくはパーフェクトサイズのスリーブを用意しましょう。
ちなみに私は64mm×89mmパーフェクトサイズを使っています。パーフェクトサイズであればスリーブのまま箱にしまっても問題なく収納されるのでオススメです。
【パーフェクトサイズのスリーブなら箱にピッタリ収まります】
カードの種類
王
ペンギンです。まさか王と皇帝をかけているのか?w
全部で12枚。王駒を1マス移動させるカードの一種類のみです。ただし2枚同時に出すことで、王だけではなく近衛兵の2駒も合わせて1マス移動させる事ができます。
近衛兵
これは白虎と白獅子でしょうか?『王への請願』の将軍を思わせるかわいらしさ。
全部で16枚。1マス移動させるカードが4枚。2駒を1マス移動させる、もしくは1駒を2マス移動させるカードが10枚。近衛兵を2駒を王の両隣に移動させるカードが2枚あります。
司教
賢さの象徴でもあるフクロウでピッタリです。
全部で12枚。1マス移動させるカードが2枚、2マスが8枚、3マスが2枚あります。
道化
カエルです。あまり道化のイメージはありませんでしたが、イラストを見ると道化そのものですね。
全部で12枚。1マス移動させるカードが1枚、2マスが3枚、3マスが4枚、4マスが3枚、5マスが1枚あります。それと道化駒をボード中央に移動させるカードが2枚あります。
ルール説明
勝敗方法
『王』駒もしくは『王冠』を自陣の城に迎え入れると勝利です。もしくは山札が2回無くなったときに王駒が中央より自陣に近い方のプレイヤーが勝利します。(王コマが中央の場合はゲームを続行します)
ゲームの準備
『王』駒と『王冠』をボードの中央にセットします。
王の隣に『司教』『道化』を左右どちらかに分けて置きます。(スタートプレイヤーは『司教』側のプレイヤーになります)
さらにその隣に『近衛兵』を置きます。
【初期配置】
※左から『近衛兵』『道化』『王』『司教』『近衛兵』と並んでいます。
ボードと駒を配置したら山札をシャッフルして、各プレイヤーに8枚ずつ手札として配ります。
残りは山札としてお互いが取りやすい場所に置きます。
ルール説明
手番説明
下記の順番で手番を行います。
- 手札からカードを出すか、『王』駒もしくは『近衛兵』駒 を『司教』駒の居るマスに移動(召喚)させます。
- 条件を満たした場合、『王冠』チップを自陣側に移動させます。
- 手札が8枚未満の場合、8枚になるように補充をします。
カードを出す場合の注意点
自分の手番にカードを出す場合、手札は1枚ずつ出します。
ただし『王』カードのみ2枚同時に出すことで、『王』駒と『近衛兵』駒2個を一緒に1マス同じ方向に動かすことが出来ます。
手札を出したらカードに書かれた駒を指定された内容に従って移動させます。
出した手札は山札の横に捨て札として置きます。
そして手札に先ほど出したカードと同じキャラクター(王・近衛兵・司教・道化)に限り、またカードを出すことができます。
特殊ルール
宮廷ルール
『王』駒と『近衛兵』駒は同じマスに入ることができません。また『王』駒は常に『近衛兵』駒の間に存在します。
道化ルール
自陣の城と『王』駒の間に『道化』駒がいる場合に限り、『道化』駒を動かさずに他の駒を動かすことが可能になります。
『王冠』チップの移動
『王冠』チップを移動させるのは二種類の方法があります。
- ボードの端から2マスある自分の城スペースに駒があった場合、駒の個数分、自陣側に『王冠』チップを動かします。(駒の種類問わず)
- 『王』駒と『近衛兵』2個の全てがボードの中央より自陣側に居るときに、自陣側に1マス『王冠』チップを動かします。
まとめ
コンポーネントはシンプルなのに細かいルールが多い印象がありますが、一度遊んでみたら難しくはないので問題なく遊べるかと思います。
※ゲームの感想についてはこちら 王と道化 感想