ダンジョニング 感想
ゲーム概要
8bit風なダンジョン探索ゲーム。
プレイヤーの一人が魔王となり、残りのプレイヤーは勇者としてダンジョンを探索する多対一の協力&対戦ゲームです。
勝利条件
魔王は山札か尽きる(=魔力をためきった)、もしくは勇者全員を倒したら勝利です。
勇者はダンジョンの奥にいる魔王の居場所にたどり着ければ勝利です。
ルール概要
準備
まずは勇者は職業を12種類の中から選びます。勇者の人数が2人の場合は2枚選びます。
各職業には特殊能力があり、また最大体力も異なります。
魔王は妨害カードから3枚選びゲームから除外します。残りの妨害カードを山札とし、上から3枚を取り手札にします。
次はマップの作成です。
玉座カードを左上に、入り口カードを右下になるように5マス×4マスの大きさでマップカードを裏面で敷いていきます。
マップができたら魔王のミープル(黒)を玉座カードに、勇者のミープルを入り口カードの上に起きます。
これで準備は終了です。
手番説明
まずは勇者のターンです。
勇者は『1.待機』『2.移動』『3.能力』のいずれかの行動ができます。
待機をすると体力を1回復できます。
行う行動を決めたら、行いたい行動を上向きに行動カードを一斉に出します。
行動は『1.待機』『2.移動』『3.能力』の順番で解決します。
移動をするとまずはマップカードをめくります。マップには様々なトラップや回復の泉がかいてあります。能力を使いながら魔王の玉座を目指しましょう。
次は魔王のターンです。
魔王は『魔力をためる』『妨害する』『手札を入れ換える』の3つから行動を選びます。
魔力をためるには手札から一枚を選び裏面で場に出します。妨害するには手札から一枚を選んで表面で出します。妨害カードには必要な魔力が書かれており、場に出ている魔力が足りないとそのカードは出せません。
手札を入れ換えるにはまず手札から一枚を選んで捨てます。のこりの2枚は妨害カードの山札の一番下に置きます。
山札から2枚をとり手札にします。
ターンの最後に手札を1枚補充して勇者のターンに移ります。
以降、両陣営とも勝利を目指して繰り返します。
まとめ
評価:B+
1プレイ15分程度でサクッと楽しめます。
初期のファミコンにありそうなゲームのテイストなのが自分の好みど真ん中です。
ルールもシンプルでインストも手間がかからないのも良いですね。
運要素が強めですが、状況を判断して能力を使うかどうかなど悩ましさもあります。
またマップカードをめくるのが単純に楽しいです。
なにより職業が12種類と多く、組み合わせによるプレイが常に新鮮であること。
同様にマップの組み合わせ次第で毎回新鮮なプレイができるのも良いところですね。
個人的には好きなゲームですが、メインになるゲームではないかな、という事でBにしました。ただし軽いゲームが欲しい時にはおススメできるゲームです。
リビドー 感想
先日のゲームマーケット2016秋の四等星さんブースで購入した『リビドー』を遊んできたので感想書きます。
『戦略的エロ本収集ボードゲーム』とテーマが本当に卑怯なほどアホ!w
注意:誉め言葉です。
アホだけどネタに終わらず、ゲームとしても良くできています。
箱は横幅35.5cm×縦幅22.5cm×深さ3cmと大きめながら価格は2,500円と安心価格。(ゲムマ価格)
※2017年2月12日追記:イエローサブマリンで3500円で販売していることを確認
ゲーム概要
エロ本を自分の部屋に隠して、兄弟(他プレイヤー)や母親に見つからないようにたくさん収集するゲームです。
戦略や運の要素もありますが、ライバルプレイヤーの心理を読むゲームです。
男子オンリーでのプレイなら、昔のエロ本の思い出などを語り合いながらやるといっそう盛り上がります。w
ちなみにテーマがエロ本収集ですが、推奨プレイヤー年齢が『13歳』以上(中学生)というのがポイントですね!
勝利条件
誰かがエログッズを5点集めた、もしくは山札が尽きたら終了し、その時点で収集したエログッズの合計得点が一番高かった兄弟の勝利となります。
ゲームの流れ
まずはエログッズの入手します。
たまっているリビドーの値をみて(値が高いと行き先の幅が広がります)行き先を決めたら行き先カードを場に伏せます。
兄弟全員が行き先を決めたら、スタートプレイヤーからメインフェイズを開始します。
まずは『勇気』と『リビドー』を合計2つまで回復します。
その後、伏せておいた行き先カードを公開します。
行先がコンビニや書店などでEグッズを購入しようとした場合に限り、他のプレイヤーと行き先がバッティングしていないかを時計回りで確認をします。バッティングしてしまった場合は、いやらしい目つきで「おやおやぁ(どやぁ)」と言われ心に傷を受けたうえでエログッズを入手することも叶わずに終わります。
バッティングしなかった場合は、行き先に規定されている枚数を山札からめくり、一枚を選んで残りを山札に戻します。
カードにはエログッズの他に攻撃や防御に使えるカードがあります。
求められるリビドーが高いアダルトショップなどは、山札から多くの枚数をめくることができ、有利なカードを手に入れやすくなります。
また兄弟が出払っている間に、兄弟の部屋に忍び込んで隠してあるエログッズを失敬することもできます。
忍び込む兄弟の部屋と隠し場所を指定し、隠し場所にエログッズがあれば横取りすることができます。
また河原に行けばダイス目次第で勇気を使わずに『濡れたエロ本』を入手することができます。
兄弟全員が行動したらメインフェイズは終了します。
メインフェイズのあとは、ママフェイズに移ります。8面ダイスを振った出目次第で、ママの機嫌が変わったり、部屋の隠し場所の掃除が始まります。
機嫌が良いときはリスクがほぼ無いのですが、機嫌が悪くなると、とたんに掃除魔となりエログッズが殲滅されます。ママに見つからない隠し場所もあるのですが、場所が限られるので兄弟に失敬されやすくなります。
ただし他の兄弟から守ろうと自分の部屋にこもると新しいエログッズが手に入らないというジレンマ。本当に良くできていますね!
ママフェイズまで終わったらスタートプレイヤーが次の兄弟にうつり、勝利条件を達成するまで繰り返していきます。
まとめ
評価:A-
アホなテーマのインパクトが強いですが、ゲームとしても心理を読む楽しさや悩ましさが上手くデザインされており、とても良い作品です。
ただし人や場所を選ぶかな?w
また過去のエロ本経験談などメタ的にも情緒深く楽しめます。
コンポーネントやアートワークは好き嫌いがありそうですが、このゲームの場合はそれも味かな?と思わせる不思議な魅力があります!w
なかなか入手は困難そうですが、ここまでの珍品はなかなか無いので、コレクションとしても価値のありそうな一品です。
【追記】
先日のボードゲーム会で6人プレイをしていたところ、バッティングが頻発しリビドーが低いまま長時間のプレイ(2時間ぐらい)になったとのことで、プレイする際の人数が多い場合は時間を考えてプレイしましょう。
ゲームマーケット2016秋行って来ました
今回は欲しい物はだいたい予約したので朝早くからいかなくても良いか~とも思いつつ、結局8時30分には会場に到着。
開場は10時から。
既に前には400人ほどの行列。でも8時過ぎていたので屋内待機だったのはありがたい。
開場して、まずは予約をしなかったゲームを購入。
『横暴編集長 ニンジャ記念日』『中ノ章』を購入。
ついで『CAT MAX』。これは″猫好き″″MADMAX″としては買わずにはいられない。500円ならネタとしてもアリな値段!
『ファンタジーコメンテーター』大喜利系を最近色々買っていたので買うかどうか悩んでいたのだけど1,500円と思いの外安くて購入。
『ナイトクラン』ここのゲームはもう何よりアートワークが美しい。
『世界滅亡』これもネタですが、まぁハズレても良いかな、と思い購入。
そして大手メーカーとしてグループSNE。
ワーカープレイスメントのゲームシステムはもう少し分析をしたかったので『デモンワーカー』を購入。
だいたい押さえたいものは押さえたので、友人のサークル″午後T″に向かってレレレのリプレイ『ハイド・イン・オーシャン』を購入。
今回はTRPGブースが東8ホールと分断されており場所が悪かったものの、けっこうお客さんが興味もってくれてたみたいで良かったなぁ、と。
さてとそろそろ予約したゲームの回収、『STARAIOS』『オリンポス』『ミノスの迷宮』とここのサークルからは3つも予約してしまいました。なんだかアートワークもテーマも好みでついつい予約してしまった。遊ぶのが楽しみ。
『ノイ』予約も数分で終わった今回のゲムマでも目玉の作品。
『リビドー』これは今回一番のネタゲーム。戦略的エロ本収集ってどんなジャンルよ!(笑)しかも対象年齢13歳以上って!
『レジスタンス』の会場限定の拡張パック。
そして最後に『カタン』と拡張『カタンの開拓者たち』。これは「いつか買わなきゃな~」とは思っていたものの「いつでも買えるから良いか~」と手を出せずじまいにいたもの。お店の人と話して『カタン スタンダード版』買おうと思ったら「拡張とのセットで7900円が5000円です。これはボードゲームの普及のために設けがなくても、と着けた値段です!」とまで言われたので買うしかないな!と(笑)
そんなこんなで散財しまくったゲムマ2016秋でした。
今回は二人用プレイのゲームが目立ったように思えます。また全体的に室が高いですね!
来年も楽しみです。
試遊もいくつかしたのでそれらはまた後日日記書きます。
王と道化 感想
『王宮のささやき』『王への誓願』に続く『王~』シリーズにして、初めての二人対戦ゲームです。
ゲームのルールについてはこちら 王と道化 ゲーム紹介
概要
今回はボードの上に駒があり、手札からカードを出すことで駒を動かして『王』駒もしぬは『王冠』チップを自陣の城に迎え入れると勝利になります。
『王冠』チップを地味に引き寄せるのか、手札をコンボさせて『王』駒をガッツリ引き寄せるのか、場の状況を見てどのカードを出すのかが悩みどころで楽しいところです。
状況を分析して勝ち筋を読むのは戦略性がありますが、手札次第な所は運要素が高めだと思います。
ただし勝ち筋を読んだときに、手札が揃っていてコンボが決まると爽快感があります!
まとめ
評価:B
クニツィア先生らしいシンプルで気軽に遊べるゲームです。
二人対戦ゲームは『バトルライン』『ロストシティ』『ガイスター』『パッチワーク』と名作揃いなものの、種類が少ないのが難点でしたが、特にこういう可愛い作品が増えるのは嬉しいですね。
ゲームとしては戦略性と運要素のバランスが両方あるため、二人対戦ゲームでありがちなワンサイドゲームになりにくいのも良いですね。
ただし上記の名作と比べると、どうしてもインパクトは弱いかも、、、
カジュアルに二人でゲームを楽しみたい方にはオススメのゲームです!
王と道化 ゲーム紹介
ゲーム紹介
プレイ人数:2人専用
プレイ時間:約20分
ゲーム難易度:低
二人専用の対戦ゲーム。
2軸16マスのボードの上に5個の駒と1個のチップを動かすシンプルなゲームです。
手札を出して駒を動かし、『王』か『王冠』を自分の陣地に迎えると勝利です。
ただし様々なルールや効果があるため、『王』を迎えるのか、『王冠』を迎えるのかを見極めて、どの駒を動かすのか、どの順番でカードを出すのかを考えるのが、このゲームの面白さです。
コンポーネントや手番で行う事はシンプルなんですが、細かいルールがいくつかあるので最初だけ難しく感じるかもしれません。
コンポーネント説明
ボードサイズ:142mm×550mm
カードサイズ:63mm×88mm
カード枚数:54枚
ボードは縦長で55cmもあるため広めの机でプレイすることを推奨します。
カードサイズはよくある″スタンダードサイズ″と呼ばれるものです。カードはPP加工されているため傷がつきにくいですが心配ならスタンダードサイズもしくはパーフェクトサイズのスリーブを用意しましょう。
ちなみに私は64mm×89mmパーフェクトサイズを使っています。パーフェクトサイズであればスリーブのまま箱にしまっても問題なく収納されるのでオススメです。
【パーフェクトサイズのスリーブなら箱にピッタリ収まります】
カードの種類
王
ペンギンです。まさか王と皇帝をかけているのか?w
全部で12枚。王駒を1マス移動させるカードの一種類のみです。ただし2枚同時に出すことで、王だけではなく近衛兵の2駒も合わせて1マス移動させる事ができます。
近衛兵
これは白虎と白獅子でしょうか?『王への請願』の将軍を思わせるかわいらしさ。
全部で16枚。1マス移動させるカードが4枚。2駒を1マス移動させる、もしくは1駒を2マス移動させるカードが10枚。近衛兵を2駒を王の両隣に移動させるカードが2枚あります。
司教
賢さの象徴でもあるフクロウでピッタリです。
全部で12枚。1マス移動させるカードが2枚、2マスが8枚、3マスが2枚あります。
道化
カエルです。あまり道化のイメージはありませんでしたが、イラストを見ると道化そのものですね。
全部で12枚。1マス移動させるカードが1枚、2マスが3枚、3マスが4枚、4マスが3枚、5マスが1枚あります。それと道化駒をボード中央に移動させるカードが2枚あります。
ルール説明
勝敗方法
『王』駒もしくは『王冠』を自陣の城に迎え入れると勝利です。もしくは山札が2回無くなったときに王駒が中央より自陣に近い方のプレイヤーが勝利します。(王コマが中央の場合はゲームを続行します)
ゲームの準備
『王』駒と『王冠』をボードの中央にセットします。
王の隣に『司教』『道化』を左右どちらかに分けて置きます。(スタートプレイヤーは『司教』側のプレイヤーになります)
さらにその隣に『近衛兵』を置きます。
【初期配置】
※左から『近衛兵』『道化』『王』『司教』『近衛兵』と並んでいます。
ボードと駒を配置したら山札をシャッフルして、各プレイヤーに8枚ずつ手札として配ります。
残りは山札としてお互いが取りやすい場所に置きます。
ルール説明
手番説明
下記の順番で手番を行います。
- 手札からカードを出すか、『王』駒もしくは『近衛兵』駒 を『司教』駒の居るマスに移動(召喚)させます。
- 条件を満たした場合、『王冠』チップを自陣側に移動させます。
- 手札が8枚未満の場合、8枚になるように補充をします。
カードを出す場合の注意点
自分の手番にカードを出す場合、手札は1枚ずつ出します。
ただし『王』カードのみ2枚同時に出すことで、『王』駒と『近衛兵』駒2個を一緒に1マス同じ方向に動かすことが出来ます。
手札を出したらカードに書かれた駒を指定された内容に従って移動させます。
出した手札は山札の横に捨て札として置きます。
そして手札に先ほど出したカードと同じキャラクター(王・近衛兵・司教・道化)に限り、またカードを出すことができます。
特殊ルール
宮廷ルール
『王』駒と『近衛兵』駒は同じマスに入ることができません。また『王』駒は常に『近衛兵』駒の間に存在します。
道化ルール
自陣の城と『王』駒の間に『道化』駒がいる場合に限り、『道化』駒を動かさずに他の駒を動かすことが可能になります。
『王冠』チップの移動
『王冠』チップを移動させるのは二種類の方法があります。
- ボードの端から2マスある自分の城スペースに駒があった場合、駒の個数分、自陣側に『王冠』チップを動かします。(駒の種類問わず)
- 『王』駒と『近衛兵』2個の全てがボードの中央より自陣側に居るときに、自陣側に1マス『王冠』チップを動かします。
まとめ
コンポーネントはシンプルなのに細かいルールが多い印象がありますが、一度遊んでみたら難しくはないので問題なく遊べるかと思います。
※ゲームの感想についてはこちら 王と道化 感想
ゲームが面白いからといって買うとは限らない
昔から欲しいと思っているボードゲームがあるのだけど、結局買わずじまいのものがあります。決め手に欠けるとでもいうのでしょうか、常に心の中でキープしているのだけど買わずにいる状態です。その反面、刹那的に欲しいゲームが出てきては買っており、その基準は何なのかを改めて振り返ってみたいと思います。
ボードゲームを買う判断基準
実際にプレイをしてみて個人的に”買う、買わない”の判断基準は下記です。
- 価格(絶対的・相対的)
- 大きさ(箱・プレイ時の広さ)
- 人数
- ゲームの嗜好(ジャンル・テーマ)
- 重さ(複雑さ・時間)
- 品質(意匠・ゲームデザイン)
- 新規性・独創性
- 保持ゲームとのバッティング
- 友達が持っているかどうか
- いつでも手に入るかどうか
価格(絶対的・相対的)
これは分かりやすい指標ですね。価格には二種類あり、予算に対して絶対的な数値としての価格感と、そのゲームに対しての相対的な価格感。前者はそもそものゲーム全般としての予算を越えるもの、例えば海外のゲームは1万円越えるものもあり、どんなに面白くても高くて躊躇する感覚です。後者は、特定のゲームの品質に対して納得がいかないものです。「何でカード10枚だけなのに2000円もするの?」「これそんなに楽しめなかったから3000円ははらえないなぁ」といった感覚。
ゲームに対しての期待値がこの価格感覚にマッチしている必要があります。
個人的な感覚としてゲーム一本に出せる最高額は7000円かなぁ~(だから海外ものが買えない)。個人的にはいくつもゲームをしまっておける場所がないので、小さめのものでバリエーションを広げたいタイプです。
大きさ(箱・プレイ時の広さ)
大きさは収納や持ち運びやすさに関係する箱の大きさと、箱は小さいけれど遊ぶのにカードやボードを並べる机の広さという意味での大きさがあります。前者は主に収納の問題で大きすぎると躊躇します。
人数
人数もどれくらいの人数で遊ぶことを想定しているのかによります。
個人的には4~5人で遊ぶことが多いので”5名”は一つのボーダーラインです。
多い分にはかまわないのですが、3名以下はあまり必要性を感じません。
※2名は『バトルライン』があれば十分かな。
ゲームの嗜好(ジャンル・テーマ)
ワーカープレイスメントやトリックテイキング、パーティー系、大喜利系などと好みのジャンルが人それぞれあると思います。またゾンビものやクトゥルフもの、ハイファンタジーやSFなどテーマについても好みがあり、これは購入の判断に大きく影響をあたえる要素です。それと運要素が強いのか戦略要素が強いのかの嗜好もあります。ジャンルについては後述する”保持ゲームとのバッティング”に関わる部分でもありますが、テーマについては重複ウェルカムだと思っています。
重さ
重さは、物理的な重さではなく「ルールやシステムを理解するためのコスト」「1回のプレイにかかるコスト」のことである。難しさや1回のプレイ時間があげられる。
個人的には論理的で難しくて1プレイ3時間ぐらいのゲームが大好きなのですが、ゲーム会では回避されやすく、「重ゲーやるぞ!」とあらかじめ決めていない限りなかなかやる機会が少ないのが難点。
品質
品質は「ゲームの面白さ」「コンポーネントの意匠」への満足度です。面白さはゲームとして最前提だと思いますが、どんなに面白いゲームでもコンポーネントの意匠が満足度が低いと買うまでいかない場合があります。
新規性・独創性
どこにもなかった新しいシステムは非常に評価が高いです。
最近だとVRを組み込んだ『アニュビスの仮面』はとても評価が高いです。ゲームのアイデアには特許がないため、何か一つ新しいものが流行ると似た作品が増えジャンル化してしまう傾向があり、独創性は失われてしまうので時間軸も考慮して考える必要があります。
保持ゲームとのバッティング
一つのジャンルで満足いくゲームを持っているとなかなか似たゲームのものは買わなくてもよいかなぁ、と思ってしまいます。もちろん逆の考え方で好きなジャンルのゲームは揃えたくなる考え方もあるので一概には言えないですが。
自分は論理的な推理するゲームが好きなので、どうしても『惨劇ルーパー』や『幻影探偵団』など似た方向性のゲームを買ってしまいますが、これらは重さが違うので使い分けもできているからかもしれません。
友達が持っているか
友達が持っているならば自分は買わなくてもいいかなぁ、と思ってしまうものもあります。それでも保持したいほどの魅力があるもの、主には意匠が美しいものはコレクションしたくなるものもあります。
いつでも手に入るか
定番のゲームとなっており、いつでも手に入るものは優先順位が低くなってしまいます。『カタン』や『カルカソンヌ』などですね。
まとめ
結局とりとめのないブログになってしまいました。w
最近はゲムマの拡大化で世に出るゲームが爆発的に増えてきたので、”欲しい”と思うだけではなく”買おう”と思われるゲームを意識していきたいです。
(その前に作れ!苦笑)
私の世界の見方 感想
プレイ人数:2~9人
プレイ時間:30分(調整次第で5分でも遊べる)
ルール難易度:とても簡単
概要
お題カード(「私の世界カード」)に書かれたお題の文章には伏字になっている箇所があり、手札の回答カード(『それカード』)から当てはまると面白いものを選んで出しあいます。
それを出題者が見て一番面白かったカードを出した人が勝利となります。
お題カード(私の世界カード)
回答カード(それカード)
感想
いわゆる大喜利系のカードゲームです。
最近はこのジャンルのゲームが増えたので色々と選択肢があるのは良いことだと思います。
同じ大喜利系として『横暴編集長』はラノベ系の知識が必要なぶん爆発的な面白さがあるものだとするならば、これは汎用性がありじわっと来る面白さが特徴だと思います。また出題者の好みを予測して手札を選ぶのも面白さの一つです。
難点があるとしたらコンポーネントが多すぎてかさばることでしょうか。
大喜利系としては箱が大きい、、、。
まぁそれだけ組み合わせのバリエーションがあるということの裏返しとも言えます。
あとは使いにくい、面白みが薄いカードが手札に残りがちなので、後半だれやすいことでしょうか。
まとめ
評価:B
シンプルで王道な大喜利ゲームです。
パーティーゲームほどの盛り上がりはありませんが、のんびりシュールを楽しめます。
個人的には『横暴編集長』のほうが瞬間的な盛り上がりがあり好みだったため、評価としてはBにしました。
ただ王道ゆえに、プレイヤーを問わず楽しめる汎用性はこちらのほうが高いです。
他に大喜利系を持っていないのであればお勧めできる作品です。