インペリアルセトラーズ 感想(レビュー)
パッケージは気の良い農民のおじさんが犬と歩いている牧歌的な雰囲気ですが、一切そんなことはありません。(^^;
プレイヤーは、エジプト・ローマ・日本・蛮族の4つの文明のいずれかのインペリアル(エンペラー=帝)となり、一番の帝国を目指します。
ゲームシステムは王道な拡大再生産です。
手札から建物を建てて、生産能力や能力を強化していきます。
全部で5ラウンド。1プレイ1時間強程度で遊べます。
ゲーム終了時に、一番勝利点の高かったプレイヤーの勝利です。
説明書の情報量は多めですが、基本ルールは少なく読みやすかったので、遊びながらルールを覚えていけば簡単に遊べると思います。
まとめ
評価:B+
王道の拡大再生産でありながら、カードの効果を連携させるデッキ構築要素もあり、とても楽しいゲームでした。
どの建物を建てるのか、その先どんな風に成長させるのか、とても悩ましく良いジレンマを味わえます…(>_<)
陣営ごとに能力が異なるので「今度は、あの陣営使ってみたい!」となるのが良いですね。また「もう一手番あれば、、、」となるぐらいで終わるので、あわせてリプレイ性が高いです。
ただし、他プレイヤーの直接攻撃があるので、かなーり好き嫌いが別れそうだと思います。
また、各専用デッキに「え?!これバランス壊さない?!」と疑いたくなる強いカードがあります。
ただし全員に何かしら強いカードが入っているので、全体のバランスを壊すものではありません。(早めに引けるかどうかの運はあるかと思います)
でも、これきっと"意図的"にバランスを崩しにきていると思うんですよね。
その分、上手く強いカードがはまったときにしか味わえない爽快感があるんですよ!(^^)
このゲーム、バランスの良い"優等生なゲーム"ではないので、万人におすすめできるゲームではありません。
でも最近はボードゲーム市場も醸成されて、バランスの良い上質なゲームが多く出てきているので、あえてのこのバランスも良いのではないでしょうか!
ちょっと刺激が欲しい人にオススメ!!!