Fallout(ボードゲーム) 感想
人気ビデオゲームの『Fallout』のボードゲーム版が発売前から話題で面白そうだったので買って遊んでみました。
うん、厳ついパーケージ。惚れ惚れする。
恥ずかしながらビデオゲームの方は遊んだことがないため「Fallout 世界観」で検索し予習してみました。
ふむふむ、米中核戦争から200年ほどたった世界で文明は崩壊、valtというシェルターで人類が生き残っているも、 シェルターの外では放射能に汚染されたミュータントやゾンビなようなものが闊歩している。そんな中でも一部の人間が派閥を組んで争っている。
ゲーム内の文化は、1950年代位のクラシカルなアメリカをベースにロボットなどオーバーテクノロジーも点在している、と。
うーむ、『マッドマックス』のような退廃したパンクさとゾンビとSFに懐かしさをプラスしたような魅力溢れる世界観!
これは人気が出るわけだ、納得。
ゲームシステムの概要
ゲームはラウンド制でスタートプレイヤーから順番にターンをこなしていきます。
プレイヤーはターン中に、移動や探索、戦闘にイベントの解決、休息を行えます。
マップを探索し、敵との戦闘でレベルアップしたり、イベントを解決してアイテムやお金を獲てアイテムを売買したりと、かなり"ゲームっぽい"感じで楽しいです!
またゲームの勝敗は、勝利点として名誉点を規定数に最初に到達したものが勝者となります。(規定数はプレイヤー人数に依る)
名誉点を得るためには、イベントで貰える指針カードが一番身近な方法です。指針カードを持っているだけで名誉点が発生し、更に指針カードに書かれたことを達成することで追加の名誉点を得られます。
ゲームの感想
評価:B+
デジタルゲーム版を遊んでいなくても楽しく遊べました。世界観を楽しむ部分も大きかったので、デジタル版の経験者ならもっと楽しく遊べたのだと思います。
ただ、このゲームは"イベントを解決するRPG的な楽しさ"が軸にありながら、勝利条件と組み合っていないように思えました。勝利に向かって最短で進めると物語を楽しめず味気ないプレイになりそうな気もします。
あんまり個人の勝利にこだわらず、みんなで楽しむように遊ぶのがオススメです。