なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

『ハコオンナ』訪問者プレイヤーのコツ

『ハコオンナ』の訪問者プレイヤーのためのコツをまとめてみました。
訪問者にとって特に重要なのはマップ作りと序盤です。
またゲーム中に共有したほうが良い情報と悪い情報もまとめました。

ハコオンナプレイヤーのコツはこちら→ハコオンナプレイヤーのコツ

マップつくりのコツ

マップ次第で難易度が大きく変わるのでよく考えてマップの配置をしましょう。
特に2か所ある”怨”と書かれた部屋(子供部屋&赤い部屋)の位置が重要です。
極力、訪問者の初期位置である1Fホールから遠くに設置をしましょう。
ハコオンナは初期位置として怨部屋にしか置けないので、怨部屋の配置次第で序盤のアドバンテージが変わってきます。
また可能であれば二つの怨部屋を近づけて、ハコオンナの通り道を一本道にしましょう。
一本道にすることで訪問者のアイテム”ポックリさん”を使うとハコオンナが通ったかを特定することができます。
序盤だけが安全に探索ができるので、これをいかに活かせるかが鍵となります。
マップ次第では最大5ターンまで稼ぐことが出来るので、その間に地下室や2Fをくまなく探索できることもできます。
ただしハコオンナの初期能力に注意!
初期能力が”イツワリノコエ”だった場合、”ポックリさん”に嘘つかれる可能性があるので、予め訪問者アイテムの”スマートフォン”で能力を確認しておくと良いでしょう。
怨部屋が遠くに置けなかった場合は、いっそ2Fにも部屋を置いて1Fと分散するのも良いでしょう。
1Fと2Fで分散できれば訪問者アイテム”ダウジングロッド”を使うことで、どちらの階が安全かを調べることが出来るようになります。

勝利パターン

訪問者には条件を満たすことで確実に勝利をする方法があります。
ただし条件を満たすまでが大変なので参考程度にお読みください。
【勝利条件】

  • 弱点アイテムが判明している
  • 弱点アイテムを保持している
  • 箱男が一人もいない

この3つの条件がそろっている場合は、おとり役のプレイヤーがハコオンナにわざと捕まることで位置を特定し、とどめ役のプレイヤーが弱点のアイテムを使って倒すことができます
かなりの運がないとこの条件はそろいませんが、覚えておいて損はありません!

もっとも重要な訪問者アイテムは

このゲームは訪問者の誰かがリスクを背負わなければならない時もあります。
そんな時はもっとも犠牲にしてはいけない人は訪問者アイテムで”演繹的推理法”を持っている人です。
演繹的推理法はハコオンナと同室内で唯一使える能力であり、序盤から終盤まで場面を問わず安定して使える汎用性の高さが魅力です。
これ以外の能力は中盤以降で常にリスクが付きまとい、使用できるタイミングが限られているため利用価値が低くなります。
次点は”ダウジングロッド”です。
ただし2Fが1室のみだったり数が少ない場合は、残念ながらあまり機能しません。
ポックリさん”はピンポイントでハコオンナの場所を確認することができるものの、ピンポイント過ぎて場所の特定には向いていません。
どちらかというと特定個所の安全を図るほうが向いています。
また誰かと同室に居ないと使えないという事で制限があるのもネックです。
そして一番利用価値が薄いのは”スマートフォン”です。
これは最初のターンで初期能力を知ることには非常に有意義ですが、ハコオンナの動きからある程度能力が判定できることもあり序盤以降はあまり活躍できません。
頑張って物陰を探しに行きましょう!

会話をして良い内容、悪い内容

訪問者同士の会話はハコオンナにも伝わるので注意が必要です。
なので話をしても良い内容と悪い内容をまとめてみました。

話をして良い内容

  • 金庫の番号
  • 金庫の位置(書斎内での移動)
  • 亡骸の位置
  • 弱点について

状況次第で共有したい内容

  • 秘密の脱出口の位置

秘密の脱出口を知っていたのに箱男になってしまうと訪問者側の損失になります。
ただし秘密の脱出口はハコオンナが待ち伏せをしやすい場所でもあるので、ハコオンナがまだ知らない状況では共有しなくてもよいかと思います。

会話をしてはいけない内容

  • 保持アイテムについて

誰が何を持っているかがわかると狙われやすくなります。
またハコオンナの能力”ソノコガホシイ”にて奪われる可能性もあるので口にしないのが良いでしょう。

最後に

訪問者は常にリスクと隣り合わせですが、ハコオンナからしてみると自分の場所を開けてもらえない限り攻め手にかける面もあります。

リスクにおびえるよりも積極的に開けに行く勇気こそが最大の武器です。
訪問者よりもゴーストバスターズの気分で頑張りましょう!