命の砂時計 感想
プレイ人数:3~5人
プレイ時間:10~20分
概要
正体隠匿系の双六という珍しいゲーム。
一人の病気の女の子の命運をかけて、治癒側と病魔側で競います。
ただし誰がどちらの陣営かがわかりません。
誰が味方で誰が敵なのかを推測しながら、治癒側はゴールを目指し、病魔はゴールする、または彼女の生きられる日数をゼロにすることで勝利になります。
役割説明
治癒側と病魔側に別れます。
治癒側は治癒のみですが複数人います。
病魔側は『病魔』と『使い魔』の二種類あり、それぞれ一人のみです。
※『使い魔』は5人プレイ時のみの役職です。
手番説明
ダイスを振って出た目以下の任意の数だけ駒を進められます。止まったマスは手札として入手。元々持っていた札と合わせて一枚選んだらマスとして配置します。マスに書かれた効果を処理して次のプレイヤーに手番が移ります。
マスには誰かを進ませたり下げたりする効果や残りの日数を減らす効果、誰かの手札を交換させるなど様々な効果があります。
勝利方法
治癒は最初にゴールすることが勝利方法です。
病魔は最初にゴールすること、もしくは残り日数を0にすることのどちらかで勝利します。
使い魔は自分がゴールしても勝利にならず病魔が勝利することが勝利条件です。また残り日数を減らす効果を使うこともできません。そのため病魔のふりをして、本当の病魔を治癒だと思わせるなどが効果的な役割でしょうか。
まとめ
評価:B
とりあえずまだ一回しか遊べていないので、真の面白さに気がつけていないかとしれませんが、良く考えられている作品だと感じました。
特にダイスの出目だけ進むのではなく、出目以下の任意の数だけ駒を進められるのはコントロール感があり良いシステムですね。
軽めのゲームなので、派手さや凄い盛り上がりがあるわけではないのですが、さくっと遊びたいときには良いゲームだと思います。
個人的にはもう少し重めのゲームが好きなので、評価としてはBとさせてもらいます。