キングドミノ 感想
2017年ドイツ年間ゲーム大賞を取り一躍有名になったゲームです。
プレイヤーは領主となって立派な王国を作ります。
ゲーム概要
プレイ人数:2~4名
プレイ時間:15分~30分
『カルカソンヌ』のように地図のタイル”ドミノ”を使って王国の周りに5マス×5マスに収まる王国を作り、王冠のマークの数と繋がっている同種のドミノの個数の倍数が得点となります。
ここで特徴的なのがドミノの取り方です。
ドミノの裏には1~48までの番号が振られており数字が大きいほど王冠があったりと得点に結び付きやすいドミノになります。
ドミノはまずプレイ人数の枚数を裏向きで置き、番号順(昇順)に並べ替えたら表に返します。
スタートプレイヤーから好きなドミノを選んでいき全員が選び終わったら、次のドミノを先ほどと同じように昇順で並べていきます。
今選んだドミノを受け取り同じ土地に繋がるように設置したら、次のドミノを選ぶのですが、選ぶのは先ほど小さい数字を選んだプレイヤーから順番に選んでいきます。
つまり”前回ショボいドミノを取った”順番なので、プレイヤーの有利不利が均等になるんです。これはシンプルながら優れたデザインですね!
※2017年9月13日追記
この弱いプレイヤーが次の手番で優先されるメカニクスは『パッチワーク』が似ていることに気が付きました。『パッチワーク』では、すごろくで遅れている方のプレイヤーが常に手番になることで均等性を保っていました。
まとめ
評価:A
これは説明が簡単で人を選ばず、短時間でも満足感のある良いゲームですね!
比較的安価で今ならまだ入手しやすいのもポイントです。
どのドミノを選ぶのか、入手したドミノをどう並べるのか、常に考えることがあり退屈しません。
ただし近いゲームとして『カルカソンヌ』があげられますが、『カルカソンヌ』よりもプレイ感が軽いため『カルカソンヌ』を基準とすると物足りなく感じるかもしれません。
それでもゲーム会などでは持っていると重宝するゲームだと思うのでお勧めです!!!