なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

スペースベース インスト用原稿

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ゲームの概要を説明します

プレイヤーは宇宙艦隊の司令官となり、大元帥になるために影響力を獲得していくゲームです。

このゲームはラウンド制で、スタートプレイヤーから時計回りに手番を行っていきます。

影響力が40に達したプレイヤーが表れたら、そのラウンドを最後まで行ってゲームが終了します。影響力が一番高かったプレイヤーの勝利です。

次にゲームの準備を行います

個人ボードとその色にあった初期戦艦カードを配ります。各プレイヤーは個人ボードの上部に、初期戦艦カードの右上に描かれた「星域番号」を見て並べます。

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黄色いキューブを配り、各プレイヤーは個人ボードの「クレジット」と書かれたレーンの5に配置します。これがお金で、新しい艦隊カードを購入するのに使います。

続いて、緑色のキューブを同様に「収入」レーンに、青色のキューブを「影響力」レーンのゼロに配置します。

「収入」レーンは、手番終了時にその値よりも「クレジット」の値が下回ったら、そこまで収入が回復します。

「影響力」は勝利点です。

全ての値は40までしかマスがありませんが、上限はありません。

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次に共有アイテムを準備します

「艦艇カード」の置き場をプレイヤー全員の手の届く位置に作ります。Lv.1・2・3ごとにカードをシャッフルし、それぞれ裏向きで山札を作ります。その山札の横に各6枚、合計18枚を表向きで並べます。f:id:nayuhini:20190504205654j:image

次に「コロニーカード」を全部表向きで並べ、透明の「チャージキューブ」をまとめて置きます。

最後にスタートプレイヤーを決めます

プレイヤーは「艦隊カード」のLv.1の山札から1枚づつ引いて、右上の「聖域番号」の数値を比べます。

一番数値の高かったプレイヤーがスタートプレイヤーとして「筆頭司令官カード」を受け取ります。一番数値の高かったプレイヤーが複数いた場合は、ダイスを振って出目の合計値の高いプレイヤーがスタートプレイヤーになります。またラウンドが変っても、このプレイヤーが持ち続けます。

追加ボーナスとして、スタートプレイヤーの次のプレイヤーは1クレジット、その次は2クレジット、その次以降は1収入を獲得します。スタートプレイヤーは追加ボーナスはありません。

最後に、引いた「艦隊カード」を書かれている「星域番号」に配置します。

既に配置されている初期カードは上下を入れ替えて、今回新たに配置したカードの上辺から赤い「巡回ボックス」が見えるように下に差し込みます。

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これで準備は完了です。

手番の説明をします

スタートプレイヤーから手番を始めていきます。

手番プレイヤーは「ダイスを振って効果を解決」「カードを購入」「収入を得る」を行えます。

メインのアクションとして「ダイスを振って効果を解決」の説明をします。

手番プレイヤーはダイスを2個振って、その出目の星域の艦隊カード下部に書かれた「配備ボックス」の効果を得ることが出来ます。

出目は各2つか、合計値の星域の1つかを選べます。

例えば「3」「4」が出た場合、「3」と「4」の両方の効果を得るか、「7」の効果を得るかを選びます。

また手番プレイヤー以外のプレイヤーも、艦隊カードの下に差し込まれている「巡回ボックス」の効果を得る事ができます。手番プレイヤーがダイスをどうするかに関わらず、任意に分割か合計か選ぶことが出来ます。

ここで「艦隊カード」の説明をします

カードの左上の数値は購入時に必要なクレジット数です。

右上は配備する星域を表しています。

上部の艦隊イラストの下には「配備ボックス」その下は「巡回ボックス」です。

「配備ボックス」は主に自分の手番に獲得できる「ボーナス」「能力」が書かれていて、「巡回ボックス」は他プレイヤーの手番時に獲得できる「ボーナス」「能力」が書かれています。「巡回ボックス」は新たに艦隊カードが配置されたときに、もともと配置してあった艦隊カードを逆さまに入れ込むことで使えるようになります。また1つの星域に複数の「巡回ボックス」をセットしてあれば、そのすべての効果を得られます。

「配備ボックス」「巡回ボックス」は青色・赤色・緑色の3色あります。青色は自分の手番時のみ、赤色は他プレイヤーの手番時のみ、緑色は自分の手番時および他プレイヤー時の手番でも獲得できる枠です。

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次に「ボーナス」と「能力」の違いを説明します

「ボーナス」はそこに描かれている資源・効果を獲得できます。

主に「クレジット」「収入」「影響力」を獲得できます。

「能力」はボックスの左上に白い円形の「起動アイコン」と「チャージキューブ」を置くマスが書かれています。

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能力はダイスを振る前、ボーナス獲得後、カードの購入後に使えます。

能力の使用には「チャージキューブ」が必要です。能力の書かれた星域にダイスの出目を割り振ることで「チャージキューブ」を置くことが出来ます。能力によっては複数キューブを置くことが出来ますが、1度の能力使用に必要なキューブは1個です。

ただし「リンク」が描かれたマスは特殊です。これは全てのチャージキューブが置かれて初めて能力を起動できます。

その分、強力な能力が多いです。

「リンク」のマスにはプレイ人数によって置かなければならないマスがあります。

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なお「リンク」の描かれた能力は使用時に、全てのキューブが失われます。

また配備ボックスにチャージキューブが乗っている艦隊カードが、巡回ボックスになるときチャージキューブが置ける場合は引き継ぎます。

特殊な「ボーナス」と「能力」の説明をします

「矢印」はその矢印の方向にあるカードの効果を得ます。

「矢印」が2つある場合は2つ隣のカードの効果を得ます。

左右の「矢印」がスラッシュで区切られているものは、左右どちらかのカードの効果を得ることが出来ます。

「矢印」と他のボーナスが描かれている場合は、書かれているボーナスと「矢印」の方向のボーナス両方を得ることが出来ます。

ダイス2個のアイコンと「矢印」が書かれているカードは、ダイスの合計値の効果を得るときのみ能力を使うことが出来ます。

次に「2×」の能力は、カードの効果1つを2回得ることが出来ます。対象は1つの効果のみなので、ダイスの出目を合計せずに2つの出目として割り振る場合はどちらかのボーナスにしか得られません。

次に「勝利」と書かれた能力は、使うと即座にゲームに勝利します。とても強力な能力ですが、発動するためのチャージキューブの数がとても多くなっています。

その他にも様々なボーナスや能力がありますが、だいたい分かると思うので、必要に応じて説明書を確認してください。

ダイスの出目の効果を解決したら、カードの購入が行えます

自分のクレジットをコストとして支払って「艦隊カード」と「コロニーカード」を購入することが出来ます。

「コロニーカード」は「艦隊カード」と同様に星域に配置できますが、一度配置をしてしまうとそれ以降その聖域には新たに配置をすることができません。その代わり多くの「影響力」を得ることが出来ます。

 カードの購入後、「クレジット」が「収入」を下回っていた場合、「収入」の値まで「クレジット」を戻すことが出来ます。

これで手番は終了です

左隣のプレイヤーが続いて手番を行います。

ゲームは影響力が40に達したプレイヤーが出たら、そのラウンドで終了します。ラウンドの最後の手番プレイヤーまで行い、一番影響力の高かったプレイヤーの勝利となります。

これで説明は終了です。早速ゲームを始めましょう!