デカスレイヤー 感想
ゲームの仕様
人数:3~6人
時間:30分
ジャンル:競り
ゲームの概要
プレイヤーはギルドマスターとなり、10体のモンスターを討伐するため冒険者を派遣します。最後のドラゴンを倒した段階で最も多くの報酬を得ていたプレイヤーの勝利となります。
各モンスターを対して報酬を貰えるのは、より活躍した冒険者の2つのギルドだけです。
それ以外のギルドは、報酬の代わりに次のラウンドに出せる冒険者の補充を優先的に行えます。
モンスターを討伐に必要な冒険者の強さ、他のプレイヤーの状況、報酬、以降に控えているモンスターなど、様々な要素から状況を判断をして、報酬を狙いに行くのか冒険者の補充を優先するのかを決めるのがこのゲームの醍醐味です。
まとめ
評価:C
システム的によく考えられて良くできていたのですが、どうも私の好みとは違うようです。
今回のラウンドは活躍を諦めようと思っていても、何かしらのカードを出さなければならず、次のラウンドにとっておきたいカードを出さなければならない場面に非常に強いストレスを感じました。
もちろんうまく行ったときの爽快感はあるのですが、総合的に満足感が薄く納得がいかない不完全燃焼感がありました。
またルールの説明が簡素で分かりにくい事もあり「これで良いのかなぁ…。」と半信半疑で納得感がなかったのも悪印象の一因かもしれません。
特に討伐の処理の「順番に出す」の″枚数″が分かりにくい…。
「スタートプレイヤーから時計回りの順に1回ずつ、指定された「タイプ」・枚数のキャラクターカードをオモテ向きに出します」と書かれていますが、多くのカードに枚数が書かれておらず混乱します。
例えばヴァンパイアのカード(左)を例にあげて説明します。
ヴァンパイアの左下の討伐情報を見ると、上に″1.″″2.″と書かれていますが、これは手順が2つあることを示しています。まずは″1.″の手順を解決してから″2.″の解決をして、その合計値で順位を判定します。
注目は2つめの手順の″0~1″と書かれている部分です。これが枚数の表示のようです。この場合は、″出さない″もしくは″1枚だけ出す″のどちらかになります。
これらの説明が分かりにくさを感じました。
ゲームのシステムはよく考えられていて申し分ないのですが、残念ながらプレイ感が自分には合わなかったようです…。