なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

ROCK WELL(ロックウェル) 感想(レビュー)

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ゲーム概要

プレイヤーは、炭鉱採掘会社の子会社の社長として採掘を進めます。

一番良い業績を出したプレイヤーの勝利となります。

競りで手番順を決めて進めるワーカープレイスメントです。

炭鉱扶を動かして、炭鉱扶レベルの合計値がタイルの規定レベルに達すると掘削ができます。タイルの規定レベルのカードをめくって、描かれていた資源を参加したプレイヤーで分けあいます。

ゲームは、目的を規定数達成したプレイヤーが現れたら、そのラウンドで終了となります。一番勝利点の高かったプレイヤーの勝利となります。

ラウンドの説明

1ラウンドは、3つのフェイズで構成されています。

最初に、手番順を決める競りを行います。

お金または資金を手に握って、一斉に公開します。

一番高い価値を握っていたプレイヤーから、手番を行います。f:id:nayuhini:20200314091439j:image

メープル(副社長)を、掘削、資源売買、機能強化、の3つのアクションの空いているマスに配置していきます。

それぞれマスに限りがあり、埋まるとそのアクションは選択できなくなります。

掘削は、賄賂と日雇い労働者の二種類のマスがあり、前者はコスト無しで他プレイヤーの炭鉱扶を引っ張ることができます。f:id:nayuhini:20200314091505j:image

日雇い労働者はコストがかかる分、より強い労働力を確保できます。

資源売買は、掘削で得た資源をお金に換金、またはお金で資源を購入できます。

最初にワーカーを置いたプレイヤーは、4種類の資源を、次は3種類、2種類と徐々に交換できる資源の種類が減っていきます。

最後に機能強化です。

お金を支払うことで自分の労働者を強化したり、資源で勝利点を獲得したりできます。

まとめ

評価:B+ (買って損無し)

これは知名度が低いものの、良ゲームでした。

炭鉱扶の配置をどうするかがパズル要素で悩ましく、程よいインタラクションなのと、資源を金に変えて機能強化するのか、資源を貯めて目標の達成を図るのか、様々なジレンマが詰まっていて楽しかったです。

そこまで重たくもなく、プレイ感は中の上ぐらいの重さかな?!

炭鉱を掘削するのはとても個性的で良いゲームでした。

気になる点は、初期後手番の不利調整が無いことと、掘削後に得られる資源のバランスの強弱があったことかな。

オススメです!!!!