なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

ファインサンド 感想(レビュー)

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デッキ構築ではなく"デッキ解体"という特殊なジャンルなゲーム。

フリードマンフリーゼの作品でネット上の評判も上々(いわゆる”良い”フリーゼ)なので、ゲームマーケット2019春のバネストさんで購入。

そうしたら今日、アークライトから日本語版の発売が発表されました。(^^;

テーマは「みんなより凄い砂の城を作ったプレイヤーの勝ち!」なんですが、ほぼアブストラクトです。

ざっくり説明をすると手札からコストを払ってカードをプレイ、山札と捨て札が一番最初に無くなったプレイヤーの勝利です。

なるほど!確かに”デッキ解体”ですね!

手番では以下のアクションを行います。(ざっくり説明)

1:カードを山札から引く

2:2A/2Bのどちらかを行う

2A:手札からカードを場にプレイ

2B:山札からさらにカードを引く

3:手札上限を越えていたら捨てる

2Aのカードをプレイすることで、カードのドロー枚数が増えたり、プレイ枚数が増えたり、コストが減ったり、手札上限が増えたりします。

また1~3の間に、1枚だけ左側のプレイヤーに手札から要らないカードを1枚押し付けることができます。

これを皆で同時に行っていきます。

山札と捨て札が無くなり、カードのドローができなくなったらゲームは終了、山札と捨て札と手札の合計して一番少なかったプレイヤーの勝者となります。

まとめ

評価:B+

『スパイスロード』『宝石の煌めき』と同じような無駄のない拡大再生産です。

インストは5分で終わるし、プレイ感は軽いながらゲームシステムはしっかりしているので、初心者をボドゲ沼にいざなうのに良い作品だと思います。

全員が同時に行動を行うので、ダウンタイムが短いのは良いですね!

1プレイ30分ぐらいで終わるので、ゲーム会に持っていくと便利ですね。

要らないカードを各ターン一枚だけ左隣に押し付けられるのが唯一のインタラクション要素なので、ソロ感は強め。誰かが勝ちそうでも邪魔ができない点は気になったかな~。

今回は通常で遊びましたが、キャンペーンモードもあり、それだとカードが増えるので少しゲーム感が変わってくるかも!