DEAD OF WINTER 感想(レビュー)
今更ながら『DEAD OF WINTER』を遊びました。昔から気になってたゲームだったので遊べて嬉しかったです!
ゾンビがあふれた街で、プレイヤーは複数のキャラクターを動かして、武器や食料・道具を入手したり、ゾンビを倒しながらミッションクリアを目指します。
ゲームでは、ミッションごとに決められた終了条件と、プレイヤーごとに与えられた勝利条件を満たすように立ち回ります。
協力ゲームでありながら、個人ごとの勝利条件が異なるため、時には全体よりも個人プレイを優先せざるをえない場合も出てきます。また勝利条件が他のプレイヤー達の敗北という裏切者を入れると招待隠匿要素もあってヒリヒリします。
ルールは比較的簡単で、飲み込みやすかったです。
3つほどシナリオをプレイしましたが、勝率は33%と難易度はシビアに感じました。ゲーム開始前に、各プレイヤーのキャラクター能力を把握して、戦略を立てたりできると成功率はあげられると思います。
ただゲーム終盤でシナリオの終了条件を満たせないことが分かってしまうと、消化試合感がでてしまうのが少し残念でした。
ゾンビゲームとして、特有の個性的なキャラクターや、無限に沸いてくるゾンビにジリジリ追い詰められる感じ、市民を助ければ助けるほど残りの食料が無くなる問題など、いわゆる”映画のゾンビ感”が溢れていてとっても良かったです!
淡々とゲームを進めるよりも、TRPGのように役になりきりながら遊んだほうが、きっと楽しいと思います。
まとめ
評価:B+
ゲームの完成度が高い良作だと思います!
個人の好みと少しずれるため評価は厳しめにしましたが、『ゾンビ物』『協力ゲーム』『招待隠匿』が好きな方にはオススメです!
協力ゲーム、キャラクターの特殊能力、カードの引き運によって辛くなる点など、プレイ感は『パンデミック』に似ているように感じました。
キャラクターの数が多いので、同じシナリオでも毎回違うゲームになるのは飽きにくくて良いです。
気になる点として、この手のゲームはクリアできると楽しいのですが、負けて終わるとどうしてもスッキリしないのが辛いんですよね。(^_^;)
なので時間の余裕のある時に遊びたいゲームです。