アズール:シントラのステンドグラス 感想(レビュー)
名作『アズール(AZUL)』の新作です。
自分のボードにトークンを配置していくパズルゲームです。
前回はタイル職人でしたが、今度はステンドグラス職人になります。
前回のタイルトークンも綺麗でしたが、今回はガラスという事でクリア素材で、また違う美しさで並べているだけでも楽しくなります!
システムは、資源を得る部分は前作と同じで、得た資源を埋めていくボードとルールが新しいものになっています。
また個人ボードが、今回は短冊状の図案表タイルを組み合わせて使います。
図案表タイルは裏表ありランダムに並べるため、毎回違うプレイができるのは良いですね!
一方、スタート時の盤面がランダムになったため、各ラウンド毎のボーナスカラーの恩恵を受けやすい盤面かどうかの運要素が高まったと思います。
とはいえ、「職人駒よりも右側のタイルにしかガラストークンを置けない」「図案表タイルが裏表で異なる」など得点の複雑さが増したため、より深いジレンマを楽しめるようになったかと思います。
よく言えば「戦略性が増し、初心者でも勝てるバランス」だと言えます。
まとめ
評価:B+
前作よりも戦略性が増したので評価を"A"にするか悩んだのですが、運要素が強まったこともあり暫定”B+”で!
やっぱりシンプルなのに奥深いという前作同様の面白さは健在でした。
そしてインストが簡単なのも、とても高評価です。
よりシンプルな前作か、深いジレンマのある今作、バリエーションとしてはどちらも甲乙がつけづらい良作ですね。
一緒に遊んだ仲間にも好評で、「また遊びたい」と思わせる良いゲームでした。