ラ・グランハ 感想(レビュー)
農場をテーマにしたワーカープレイスメントです。
それだけだと『アグリコラ』かな?とも思いますが、説明書の裏に「ウヴェ・ローゼンベルクに捧げる」とあったので意識して作られた作品だと思います。
箱は中サイズながら1プレイ90分と中々の重さ!
システムはワーカープレイスメントをメインに陣取りやダイスドラフトなど様々な要素てんこ盛りのゲームでした。
独特なポイントとしては手札のカードが4つの使い道があるところですね!
カードは個人ボードの上下左右に差し込んで使います。
上下左右どこに指すかで、得られる効果が変わるため、手札からどのカードをどこに指すかで良いジレンマを産み出します。
ゲームは全部で6ラウンドで終了。個人ボードが良い感じに拡張されてきて「これから」という頃合いに丁度終わります。
「もう少し手番欲しかった~」という思いが、「また遊びたい!」に繋がるゲームだと思います。
まとめ
評価:B+
ステップが多く複雑さを感じましたが、悩ましさを味わえる良いゲームでした。
1枚のカードに複数の役割があるのは面白いですね!
とても良質なワーカープレイスメントですが、テーマも凡庸だし飛び抜けた"何か"が欲しいかも。
コレクターとしては持っておいて良い作品だと思いますが、優先して何度も遊ぶ作品では無いかもなぁ。