なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

グリッズルド 感想(レビュー)

ゲーム概要

全員で協力して山札と手札を破棄するのが目的のゲームです。

各手番に1枚ずつ手札をプレイしますが、場に同じ試練が3枚そろってしまうとミッションに失敗してしまいます。ギリギリまで手札を減らしたらミッションに失敗するまえに撤退して、仲間をサポートします。

サポートできたら試練や仲間の苦悩を軽減できるので、うまく活用して全てのカードを破棄しましょう。

テーマ

1914年8月2日、第一次世界大戦の戦時下。

プレイヤーは、第一次世界大戦に徴兵された幼馴染の部隊です。生き延びるて平和協定を迎えるために数々の試練を乗り越えて生き延びましょう。

ゲームの感想(レビュー)

評価:C

戦争というナイーブなテーマを上手くゲームシステムに落とし込んだ協力ゲームです。イラストに温かみがあるからか、シリアスになりすぎない雰囲気などよく考えられていると思います。

また協力ゲームでここまでライトなのは貴重かと思います。

ただ手札を出していく部分に戦略を感じられず、「誰にサポートタイルを集めるのか」同調を試みるだけのシステムのように思え、少し物足りなく感じてしまいました。

また肝心のサポートタイルも、常に潤沢にあるわけではなく、出したくても出したいものが無い状況があり、コントロール感が弱く感じました。

海外では拡張が出ているらしく、それによって改善されたという話も聞いたので、とりあえずはそれに期待かな。

また戦争がテーマなだけに、盛り上がるゲームではないです。

でも、うーむ、戦争がテーマだからこそこれぐらいで良いのかもしれない。

大人向けのシンプルな協力ゲームという意味で、本当に貴重な作品なので興味があれば遊んでみてください。