なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

くだものあつめ 感想

プレイヤーはおさるさんになって、果物を育てます。

そしてタネをたくさんためて一番幸せなおさるさんを目指すゲームです。

基本は『マンカラ(マラケシュ)』をベースに、役を作る要素が追加された子供でも楽しく遊べるゲームです。

ゲームの概要

人数:2~4名

時間:15~30分

準備

代表者プレイヤーを決めます。

代表者はおうちカードを一番上に、畑カードをシャッフルしおうちカードが一番上になるように円環状に並べていきます。他のプレイヤーは代表者と同じ並びになるようにおうちカードを並べます。

円環状に並べたカードの真ん中にタネを集めておきます。その中からタネを6つとりおうちカードの隣から2個ずつ3つの畑カードにタネを乗せていきます。

最後に市場シートの下に市場カードの山を置き、そこから4枚を引いて表にして並べます。

 ゲームの進め方

手番プレイヤーは円環状に並んだ畑カードから任意の畑カードを選び、そのマスに置かれた種を取り、その次に畑カードから時計回りに一つづつ種をまいていきます。最後に種が置かれた畑カードを”ターゲット”と呼び、①水やり②市場カードの購入、のどちらかを行うことが出来ます。序盤ではおうちカードにタネがたまっていないため、こちらを行うことになります。

①水やりは、ターゲットに書かれたくだものの個数と同じ数のタネをタネ置き場から取り乗せることができます。

②市場カードにターゲットと同じ果物のカードがあったときに、市場カードが置かれた場所に応じたコストとしておうちカードの上に置かれたタネを支払って市場カードを購入することができます。

ゲームの終了

市場カードを集めて、誰かが役を作ったらゲームが終了になります。

山札がなくなっても終了となります。

まとめ

評価:B+(子供がいる家庭にはA)

これはマンカラを上手く現代風にアレンジしたゲームですね!

ソロ要素が強くなり、直接相手に干渉はできなくなりましたが、その分自分のことだけに集中できるのは良い点だと思います。

また子供でも理解できるぐらいのルールと身近なモチーフに優しいデザインを感じます。子供の教育にもとても良いんじゃないでしょうか!

子供以外でも軽いパーティーゲームの雰囲気を保ちつつ重ゲーほどまでいかない、つなぎの作品として重宝しそうです。

評価はB+ですが、コスパを考えてもとても良いゲームなのでおススメです!

(Aはやりごたえのある重ゲーか、よほど個性的な好みの作品にしかつけないため)