なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

ボードゲームデザイン論:自分と向き合おう

ゲームに限らずデザインは色々とありますが、その中でもゲームデザインは非常にクリエイター本人の趣味嗜好が反映されるものです。
なぜならゲームは生活に必要なものではなく嗜好品だからです。
その中で”売れるゲーム”を作るのであれば、市場の流行りや嗜好性を調査分析するのが重要ですが、個人クリエイターが手始めにやるには難しいと思います。
そこで、”まずは自分の好きなゲームを作る”手法をお勧めしたいと思います。

自分の好きなゲームとは

ボードゲームを作ろうという人は、きっと多くのゲームを今まで遊んできたと思います。
その中でどんなゲームを作ろうかというときに、自分の嗜好を深く知っておくと色々と便利だと思います。

なぜなら思い付きだけでゲームを作るのはとても不安定だからです。思いついたアイデアはそれはそれで重要なのですが、安定して制作をするためには自分のデザインについて理解していくのはとても重要です。
まずは自分の好きなものを書き出していきましょう。
書き出すのはボードゲームじゃなくても良いです。
TVゲームに映画や漫画、小説にテレビ番組、キャラクターなどコンテンツなら何でも大丈夫です。
とにかく数を出していきます。
ある程度まとまった数が出てきたら、それらの何が好きなのかを書いていきます。
その”好きなもの”の”好きなところ”の数が出てくると、きっと共通している項目が出てくると思います。
それらの共通していたり似ている項目をグルーピングしていきます。
そうやっていくと自分の好きなポイントがどんどん集まってきて、自分が何を好きなのかが明確になってきます。
また今回グルーピングした項目をさらに種類別で分けてを繰り返していきます。

これで自分が好きなポイントがわかってくるので、その中で特に好きなポイントを組み合わせるみる事から始めると、自分が好きなゲームの骨子になります。

ただ単純にこれだけでゲームができるわけではないですが、自分の嗜好を軸に作るのはとても有用だと思うので参考になれば幸いです。