王宮のささやき 感想
今更ながら『王宮のささやき』を先日の浅草ボードゲームフリーマーケットで入手したのでさっそくプレイしました。
『王への誓願』『王と道化』に並ぶ『王~』シリーズの一つ。お馴染みのイラストが可愛くてとても良いですね!
ゲームの概要
人数:3~5人
時間:45~60分(短縮可能)
手札6枚から1枚ずつ出すだけのシンプルなカードゲームです。
カードは6色×6つの役職と国王カードで構成されています。
勝利条件は2つ。
- 自分の場札に6つの役職が全て出たら勝利。
- 自分の場札に同じ役職が2枚出たら敗北。
上記のどちらかの条件を満たしたら終了。
得点計算をして規定得点(人数による)に達したプレイヤーの勝利になります。
役職は『会計士』『魔法使い』『メイド』『執事』『衛兵』『将軍』の6種類。それぞれ場札として出した際に解決する効果が異なります。
会計士:自分の手札を全員に見せる。
魔法使い:他プレイヤー一人と手札を1枚以上交換する
メイド:手札を1枚捨て札から引く。
執事:密談場(場札)のカード1枚を他の密談場のカード1枚と交換する。
衛兵:自分の密談場(場札)からカード1枚を手札に戻す。
将軍:「国王カード」を1枚めくる。
「国王カード」には「沈黙:衛兵」などと場に出されたカードの効果を発動させない指示が書いてあります。国王カードは「将軍カード」が出る度にめくられ新しい国王カードに上書きされます。
役職の効果を解決したら、役職カードの色のプレイヤーが次の手番プレイヤーとなります。灰色のカードの場合は場札が一番少ないプレイヤーが次の手番になります。
まとめ
評価:B+
シンプルで説明も簡単で1ラウンド遊ぶだけなら短時間でできる手軽さが良いゲームですね。そして何より絵が可愛い!
場の状況を見ながら最適なカードを選んで出すだけのゲームなんですが、スピード感もあって盛り上がりますね。
大体誰かが同じ役職を出して負けてしまうことが多く、手番の押し付けあいが楽しいです。自分が好きな戦略的なやりごたえのあるゲームとは異なるので評価はBですが、これは持ってると便利なゲームなのでおすすめです!