そっとおやすみ 感想
シンプルながら注意力や演技力が求められる駆け引きが楽しいゲームです。
ゲームの仕様
プレイ人数:3~7人
プレイ時間:15分
ジャンル:心理的駆け引き
上段左から『箱』『説明書』『スタートマーカー』
下段左から『手札』『ジョーカー』『得点札』
ゲームのルール
配られた5枚の手札を、ババ抜きのように手札を隣のプレイヤーと1枚づつ交換して、同じ絵柄が4枚になるようにします。
手札にはジョーカーも入っているため簡単に絵柄は揃います。
同じ絵柄が4枚揃ったプレイヤーは他のプレイヤーに気がつかれないように、そっと手札を伏せます。
他の誰かが伏せた事に気がついたら、他のプレイヤーも手札がどうあれ手札を伏せます。
周りが伏せているのに気がつけず、一番伏せるのが遅かったプレイヤーが負けになります。
ゲームの感想
評価:B+
ゲームはこれでもないぐらいシンプルです。
だけど不思議なぐらい盛り上がります。
このゲームは二重構造になっており、一見同じ絵柄を揃えるだけのシンプルなゲームのようですが、その本質は駆け引きを楽しむゲームです。
絵柄が揃った場合、周りに悟られず手札を伏せるため、皆の意識を他に向くように会話をしたり、手札を渡したりします。これがとても緊張感があり、かつ自然にこなさなければならず演技力や大胆さが求められ、非常に高度な駆け引きが発生します。
好みとしては、論理的な戦略を必要とするようなゲームが好きなんですが、プレイ人数や価格、プレイ時間、ルールの簡易さを考えると汎用性がとても高く、遊ぶ機会が多いため評価を高めました。
メインになるゲームではないですが、持っているとゲーム会のゲームの合間やスタート時に重宝するゲームだと思います。