ボードゲーム会から見るゲームの嗜好性
ネットのイベント『3D小説 bell』で知り合ったメンバーを中心にボードゲーム会を開きました。開催翌日にアンケートを取りましたので公開したいと思います。
まずは参加者の属性です。
参加者は全員で16人いましたがその中の一般参加者11人からアンケートを回収しました。(残りは主催者およびサポートメンバー)
参加者は3名ほどがボードゲーマーで、残りは2,3回遊んだことのある程度のライトゲーマーです。
性別は男性:6名、女性:5名ですね。ボードゲーム会としては女性比率が高いかと思います。
年齢は圧倒的に20代が8人と多いですね。それ以外は10代、30代、40代は一人づつです。
次は今回の遊んだゲーム会で遊んだゲームを答えてもらっています。『テレストレーション』はルールを少し改変して、遅刻した人を除いて全員で遊んだので参加率が高いです。(大人数用テレストレーションについてはこちらの記事を参照:大人数(10人以上)で遊べるゲーム)
ゲーム選びに関しては主催者側がルールを把握していたため、多少のバイアスがかかっていますが、基本は興味があるものを選んでもらっています。
ちなみに候補となるゲーム自体は今回は”スタンダードなゲーム”をテーマに選んでいます。
次に遊んで楽しかったゲームです。
『二つの街の物語』が人気高いですね!次いで『ハコオンナ』。同時に別の卓で遊んでいた二つのゲームがきっぱり分かれたのがわかります。意外なのは『カルカソンヌ』が”0”な事。これはメジャーすぎて遊んだことがあり、新鮮味が薄れていたのかもしれません。あとは総じてカード系よりもボード系が人気高いですね。
最後にどんなゲームが好きかを聞いてみました。
- 重厚な戦略性:回答数6(54.5%)
- ワイワイ盛り上がれるパーティー性:回答数9(81.8%)
- ドキドキなスリル:回答数1(9.1%)
- デザインやイラストの可愛さ:回答数4(36.4%)
- 他のプレイヤーとのコミュニケーション:回答数4(36.4%)
- 運と戦略のバランス:回答数6(54.5%)
- 簡単にルールが飲み込めるわかりやすさ:回答数2(18.2%)
あくまで選択式のアンケートなので、すべてを鵜呑みにはできませんが参考までにご覧ください。
まずは「ワイワイ盛り上がれるパーティー性」を8割の人が選んでおりダントツで1番ということですね。
ライトユーザーが多かったのも影響しているのかもしれません。ただしひとつ前のアンケートではパーティー性の高いカードゲームが面白かったゲームとして選ばれていないこともあり、最優先ではない評なのかもしれません。
また「重厚な戦略性」「運と戦略のバランス」が同点で次点につけているあたり、評が分かれたのかと思います。
一方で『ハコオンナ』が人気だったので選択肢として入れた「ドキドキなスリル」は、いまいち振るわず。ただし『ハコオンナ』を評価しているユーザーが多いのは、それだけ難しいテーマを『ハコオンナ』は上手くデザインしたという事なのかもしれません。
こんな感じで今回からアンケートを取ってみましたが、まだまだ何かを見つけるには情報量が少なすぎますね。また次回以降もアンケートは行っていこうと思います。