なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

チェックポイント チャーリーの捜査犬(CHECKPOINT CHARIE) 感想

ようやく『チェックポイント チャーリーの捜査犬』を遊ぶことができたので感想を書きます。
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概要

時代は1960年代、冷戦による緊張感が漂う国境の検問所『チェックポイントチャーリー』を見張っている捜査犬となって、検問所をすり抜けようとしているスパイ猫を見つけ出します。

ルール説明

スパイは『帽子をかぶっている・かぶっていない』『グラサンをかけている・かけていない』『コートを着ている・着ていない』『新聞を抱えている・抱えていない』『毛色がグレー・茶とら』の相反する5種類の特徴があります。

捜査犬は、1人1つだけヒントのチップを受け取ります。

 【例:グラサンのヒント】
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その後、容疑者のカードを一枚めくります。書かれている猫のキャラクターを見て、自分の知っているヒントと合っていたら″容疑者″として場に並べ、合っていなかったら捨て札山に置きます。

それを繰り返していくと誰がどのヒントを知っているのかが推測出来るようになり、「こいつがスパイ猫だ!」と思うカードが場に出たら自分の捜査犬チップを乗せて告発することができます。告発は1人1回だけです。

5種類全てのヒントが合ったスパイは″チーフスパイ″、4種類のヒントが合っていれば″アシスタントスパイ″として得点に結び付きます。

ただし容疑者を告発できるのは早い者勝ちで、一人だけ告発することができません。

外れたもしくは答えられなかった場合はマイナスの黒い得点チップを受け取る事になるため、完全にヒントがわかっていなくても告発することも大切です。

得点が10点以上になる、もしくは5ラウンド終わる、得点チップのいずれかが尽きたらゲームが終了です。一番得点の高かったプレイヤーの勝利となります。

まとめ

評価:C+

個人的にはシンプル過ぎて評価はCとしましたが、ルールも簡単でちょっとした合間に気軽にやるには良いゲームだと思います。

またキャラクターやアートワークもおしゃれなのも良いですね。

推理と情報の整理と百人一首のような反射神経が求められますが、全員が告発できないためタイミングを見切る心理戦の要素もあります。

また特徴が5種類もあると想像以上に認知負荷が高くて判断に苦労しました。

とはいえ子供でも充分に楽しめるゲームだと思うので家族とワイワイやるには良いゲームだと思います。