なゆひにボドゲ雑記

ボードゲームについてのあれこれの雑記です。

ゲームが面白いからといって買うとは限らない

昔から欲しいと思っているボードゲームがあるのだけど、結局買わずじまいのものがあります。決め手に欠けるとでもいうのでしょうか、常に心の中でキープしているのだけど買わずにいる状態です。その反面、刹那的に欲しいゲームが出てきては買っており、その基準は何なのかを改めて振り返ってみたいと思います。

ボードゲームを買う判断基準

実際にプレイをしてみて個人的に”買う、買わない”の判断基準は下記です。

  • 価格(絶対的・相対的)
  • 大きさ(箱・プレイ時の広さ)
  • 人数
  • ゲームの嗜好(ジャンル・テーマ)
  • 重さ(複雑さ・時間)
  • 品質(意匠・ゲームデザイン
  • 新規性・独創性
  • 保持ゲームとのバッティング
  • 友達が持っているかどうか
  • いつでも手に入るかどうか

価格(絶対的・相対的)

これは分かりやすい指標ですね。価格には二種類あり、予算に対して絶対的な数値としての価格感と、そのゲームに対しての相対的な価格感。前者はそもそものゲーム全般としての予算を越えるもの、例えば海外のゲームは1万円越えるものもあり、どんなに面白くても高くて躊躇する感覚です。後者は、特定のゲームの品質に対して納得がいかないものです。「何でカード10枚だけなのに2000円もするの?」「これそんなに楽しめなかったから3000円ははらえないなぁ」といった感覚。

ゲームに対しての期待値がこの価格感覚にマッチしている必要があります。

個人的な感覚としてゲーム一本に出せる最高額は7000円かなぁ~(だから海外ものが買えない)。個人的にはいくつもゲームをしまっておける場所がないので、小さめのものでバリエーションを広げたいタイプです。

大きさ(箱・プレイ時の広さ)

大きさは収納や持ち運びやすさに関係する箱の大きさと、箱は小さいけれど遊ぶのにカードやボードを並べる机の広さという意味での大きさがあります。前者は主に収納の問題で大きすぎると躊躇します。

人数

人数もどれくらいの人数で遊ぶことを想定しているのかによります。

個人的には4~5人で遊ぶことが多いので”5名”は一つのボーダーラインです。

多い分にはかまわないのですが、3名以下はあまり必要性を感じません。

※2名は『バトルライン』があれば十分かな。

ゲームの嗜好(ジャンル・テーマ)

ワーカープレイスメントやトリックテイキング、パーティー系、大喜利系などと好みのジャンルが人それぞれあると思います。またゾンビものやクトゥルフもの、ハイファンタジーやSFなどテーマについても好みがあり、これは購入の判断に大きく影響をあたえる要素です。それと運要素が強いのか戦略要素が強いのかの嗜好もあります。ジャンルについては後述する”保持ゲームとのバッティング”に関わる部分でもありますが、テーマについては重複ウェルカムだと思っています。

重さ

重さは、物理的な重さではなく「ルールやシステムを理解するためのコスト」「1回のプレイにかかるコスト」のことである。難しさや1回のプレイ時間があげられる。

個人的には論理的で難しくて1プレイ3時間ぐらいのゲームが大好きなのですが、ゲーム会では回避されやすく、「重ゲーやるぞ!」とあらかじめ決めていない限りなかなかやる機会が少ないのが難点。

品質

品質は「ゲームの面白さ」「コンポーネントの意匠」への満足度です。面白さはゲームとして最前提だと思いますが、どんなに面白いゲームでもコンポーネントの意匠が満足度が低いと買うまでいかない場合があります。

新規性・独創性

どこにもなかった新しいシステムは非常に評価が高いです。

最近だとVRを組み込んだ『アニュビスの仮面』はとても評価が高いです。ゲームのアイデアには特許がないため、何か一つ新しいものが流行ると似た作品が増えジャンル化してしまう傾向があり、独創性は失われてしまうので時間軸も考慮して考える必要があります。

保持ゲームとのバッティング

一つのジャンルで満足いくゲームを持っているとなかなか似たゲームのものは買わなくてもよいかなぁ、と思ってしまいます。もちろん逆の考え方で好きなジャンルのゲームは揃えたくなる考え方もあるので一概には言えないですが。

自分は論理的な推理するゲームが好きなので、どうしても『惨劇ルーパー』や『幻影探偵団』など似た方向性のゲームを買ってしまいますが、これらは重さが違うので使い分けもできているからかもしれません。

友達が持っているか

友達が持っているならば自分は買わなくてもいいかなぁ、と思ってしまうものもあります。それでも保持したいほどの魅力があるもの、主には意匠が美しいものはコレクションしたくなるものもあります。

いつでも手に入るか

定番のゲームとなっており、いつでも手に入るものは優先順位が低くなってしまいます。『カタン』や『カルカソンヌ』などですね。

 

まとめ

結局とりとめのないブログになってしまいました。w

最近はゲムマの拡大化で世に出るゲームが爆発的に増えてきたので、”欲しい”と思うだけではなく”買おう”と思われるゲームを意識していきたいです。

(その前に作れ!苦笑)