ゲムマ秋作品体験会レビュー
秋葉原のイエサブで開催されたゲームマーケット2016秋発売予定の新作をいくつか体験してきたのでレビューします。
まずは『CODINCA(コディンカ)』。
http://freesia-enterprise.com/?page_id=2579
紫・緑・青・赤のタイルを入れ換えたり、裏返したりして四種類の形をクリアした人が勝利となる対戦パズルです。
トークンの質感が高級感あって、洋ゲーにしてはコンパクトなのが良いです。
ゲームとしても先を見通す戦略性や他プレイヤーとの駆け引きもあって面白いです。
また大胆な効果のあるスピリットカードの存在が単調になりがちなパズルゲームによい刺激を与えています。
ただし個人的にはスタートプレイヤー有利の逃げ切りが強くて少し気になりました。
あとは『nine titles』など他の対戦パズルと比べて3500円は少々高いかなぁ。
次はガーデンゲームさんの『トルトラレル』です。
これはシンプルな競りゲーム。特徴的なのは『鍵』と『篭』がそれぞれ単体では価値がないが2つで大量ポイント貰える所ですね。
この存在の価値をどう捉えるかがゲームの決め手です。
イラストが可愛くて雰囲気も良く上品さを感じました。ガーデンゲームさんはいつも女性に好まれそうな可愛いデザイン(意匠)なのにゲームはしっかりしている印象。
競りゲームは確率論と手札運で決まることが多く、あまり好みではなかったのですが、これぐらいの軽さで遊べるのなら良いと思います。
次はてぃ~くらぶさんの『ダンジョニング』です。
これは今回一番好みのゲームでした。
魔王vs勇者一行のマスターvsプレイヤー形式のゲームです。
魔王が魔力を溜めきる前に、勇者一行がダンジョンを抜けて魔王の間に入れば勝利です。
ダンジョンには様々なトラップや体力が回復する泉などがあります。勇者には様々な職業の能力があり、それを駆使してダンジョンに挑みます。
ファミコンのアクションRPGをやっているようでとても楽しかったです。
これは予約します!
最後にHOY GAMESさんの『老師敬服』です。
これは道場の老師となりリソース管理するワーカープレイスメントゲームです。
基本はよくあるワーカープレイスメントなんですが、特徴的なのは″敬服チップ″を支払うことで、他のプレイヤーのリソースを受けとる事ができる点です。
色々と考えることが多くて難易度は高めですが、とっつきやすいかと思います。
これはトークンやカードがこれだけ入って3500円は非常に安いのでは?!
これも予約します!
うーん、欲しいものが一杯ありすぎる!(苦笑)