カタン 宇宙の開拓者 感想(レビュー)
ゲームマーケット2019秋で開始30分で完売し、GPの在庫も無くなるほどの人気という事で購入しました。
そして早速プレイしました。
普通の『カタン』との違い
個人的な主観として、30%ぐらい『カタン』。ほぼ別のゲームです。
まずマップが広い!2倍以上はありますね。
ダイスを振って資源を得るまでは通常の『カタン』と一緒ですが、街道の概念がありません。代わりに宇宙船で移動をして、移動先の惑星でコロニー(開拓地)を作って開拓します。
宇宙船の移動には宇宙船を振って、出た球の色で移動力が変わります。
開拓地を作る以外に、資源を使って宇宙船の強化が出来ます。
レガシーなデザインの宇宙船に、船倉、武器、エンジンのパーツを付けていきます。
宇宙船を強化すると宇宙海賊の討伐や氷の惑星の地球化ができるようになり、それにより勝利点に結びつきます。
あと独特な特徴として、遭遇イベントが発生します。宇宙船を振って、黒い球が出たら、宇宙人との遭遇イベントが発生します。右隣のプレイヤーが遭遇カードの山から一枚とり、内容を読み上げます。
内容は、「宇宙海賊に教われた。戦いますか?」など、質問が書かれています。
手番プレイヤーは、どう対応するかを答えて、その結果により効果を得ます。
まとめ
評価:C
うーん、事前の期待が高すぎたせいで、イマイチでした。(^_^;)
値段は4倍、箱の大きさも3倍するから「きっと『カタン』がさらに戦略的になっているに違いない!」と期待していました…。
価格・プレイ時間・箱の大きさが重ゲーなのに戦略性が弱く、誰をターゲットとしているのかわからずアンバランスに感じてしまった。
もちろん、どの装備を強化しようか、どの戦略を狙おうか、戦略的な要素はある。
だけども移動の基本となる母船から何色の玉が出るか、完全に運。
また宇宙の航路はカタン島と違って、誰でも通れるしマップも広い。ゆえにあのシビアな街道争いのジレンマが無い。
いや、ゲームとしては成り立っているし、楽しめたのだけど、下手に『カタン』風なので、どうしても比べてしまい薄味に感じてしまった。むしろ普通の『カタン』の出来の良さを改めて実感した。
あと『カタン』箱が大きいので、ゲーム会に持っていくのが大変。これ持っていくなら、他の大箱3個持っていくなぁ。
結局
評価が別れるゲームだと思います。
豪華で高価なものを良しとするか、悪しとするかでも評価が変わるし、箱の大きさもそう。また『カタン』と比べるかでも大きく評価が変わる。
全てが裏目に出た自分はターゲットユーザーではなく評価低めでしたが、あくまで極端な評価として受け取ってもらえれば(^_^;)
IT'S A WONDERFUL WORLD インスト用資料
まだ日本では一般流通していませんが、和訳したのでインスト用資料としてルールをまとめます。
プレイヤー人数:1~5人
プレイ時間:45分
基本はゲームボードはあるものの、基本はカードを中心にしたドラフト&拡大再生産です。
ゲームの概要
プレイヤーは拡大する帝国を率いて、一番の帝国にすることを目指します。
4ラウンドでゲームは終了します。
その後、得点計算をして一番得点の高かったプレイヤーの勝利です。
ゲームの準備
ゲームボードを広げて、「開発カード」の山と、6色の「キューブ」と、「ラウンドトラッカートークン」・「投資家トークン」・「将軍トークン」を規定のエリアに置きます。
「ラウンドトラッカートークン」は、「1・3」が書かれた向きで「1」ラウンドの位置に配置します。
帝国カードをシャッフルして各プレイヤーに配ります。
この帝国カードには、あなたの勝利点の条件と生産できる資源の種類が書かれています。
A面とB面があるので、全員でどちらの面を使うか選んで合わせます。
それぞれ書かれている条件や資源はプレイヤーごとで異なります。
次に各プレイヤーに「開発カード」を山札から7枚ずつ配ります。
「開発カード」には、このカードを建設するために必要なコスト、建設したら獲得できる勝利点、建設したら生産できる資源、建設時に得られるボーナス、カードの種類、リサイクル時に得られる資源が書かれています。
これで準備は終わりです。
手番の説明
ラウンドは3つのフェイズで行います。
- ドラフトフェイズ
- 計画フェイズ
- 生産フェイズ
ドラフトフェイズ
各プレイヤーは「開発カード」の7枚から1枚ずつ選んでドラフトします。
ドラフトは1、3ラウンドは左回し、2、4ラウンドは右回しで行います。
ドラフトの方向は、「ラウンドトラッカートークン」にも書かれています。
獲得したカードは、自分の前に表向きで配置します。
(配置した場所をドラフトエリアと呼びます)
計画フェイズ
獲得したカードを、2種類のアクションのどちらを行うか決定します。
- 建設予定として場に残す
- リサイクルして資源を得る
建設予定として残す場合は、ドラフトエリアから1段奥に置いてください。
リサイクルをする場合は、ゲームボードの右上の捨て場に捨てます。
リサイクルで得た資源は、建設予定にして残したカードの上か、帝国カードの上に配置します。
※建設予定に残した開発カードは、その後ゲーム中にリサイクルすることが可能ですが、そのカードの上に乗っていた資源はサプライに戻さなければなりません。
生産フェイズ
ゲームボードの左から右の順序で5種類の資源の生産を行っていきます。
「帝国カード」にあるアイコンと、建設済みの「開発カード」のアイコンの数だけ資源が生産されます。
上記の図の例の場合、「構造」の白色キューブを4つ生産できます。
また「開発カード」の生産蘭にはシンボルアイコンが書かれている場合があります。
上記の図の場合、自分の建設済みの「開発カード」にあるシンボルアイコンの数だけ青色のキューブを獲得できます。
生産されたキューブは「帝国カード」の上か、建設予定の開発カードの上に置きます。
各資源で一番多く生産したプレイヤーは最多ボーナスを獲得します。
両方が書かれているものは、「投資家トークン」「将軍トークン」のいずれかを獲得できます。
最多ボーナスとして得られる「投資家トークン」・「将軍トークン」は、ゲーム中の建設コストとして使えるほか、ゲーム終了時に勝利点となります。
生産によって獲得したキューブは、建設予定の「開発カード」の上か、「帝国カード」の上に配置します。
「帝国カード」の上におかれたキューブは、5個でクリスタリウムと交換できます。クリスタリウムは、どのキューブの代わりとしていつでも使うことができます。
建設
建設予定の「開発カード」の上に、必要なキューブがすべて配置されたら建設されます。
建設された「開発カード」は、以降の生産フェイズでカード下部に記されたアイコンのキューブを生産します。
(生産フェイズ中に建設されたカードは、即時に生産能力を得ます。なので建設した生産フェイズ中に生産することが可能です。)
建設された「開発カード」は、カード上のキューブをサプライに戻して、「開発カード」を「帝国カード」の上辺に並べます。2枚目以降は、カード下辺の生産キューブが見えるように重ねると見やすくなります。
ラウンドの終了
ラウンドが終了したら、「ラウンドトラッカートークン」を裏返して、次のラウンドに移動します。
また各7枚ずつ「開発カード」を配り、次のラウンドを開始します。
ゲームの終了と得点計算
4ラウンド目の終了と同時にゲームは終了します。
得点計算を行います。
まず、「開発カード」に書かれた勝利点を合計します。
次に、「帝国カード」に書かれた勝利点の条件を確認し、同じアイコンが建設済みの「開発カード」に何枚あるかを確認し勝利点に合計します。
最後に「将軍トークン」「投資家トークン」の枚数を合計して勝利点に加えます。
「開発カード」の中には、「将軍トークン」「投資家トークン」の勝利点を増やすカードもあります。そのカードがあれば、各トークンの得られる勝利点が1点増えます。
全てを合計し、一番勝利点の高かったプレイヤーの勝利となります。
同点の場合は「開発カード」の枚数が多い方、さらに同点の場合は「将軍トークン」「投資家トークン」の合計数が多い方が勝利となります。
(それでも同点なら両者が勝利となります)
以上で、ゲームの説明は終了となります。
2019年遊んだゲームを振り返る
とりあえず遊んだゲーム一覧!
(スマホのアルバムをチェック)
- カタン 宇宙開拓者
- ディスカバリー
- ROOT
- ウイングスパン
- ソードクラフターズ
- カルカソンヌ STAR WARS
- ラミーキューブ・ツイスト
- エルフェンランド
- ラノベっぽい言葉を組み合わせて面白い文章になるわけがない
- バナナバンディッド
- STAR WARS リベリオン
- ツリーラインアベニュー
- エレメンタルトランクマン
- fafnir
- ボルカルス
- タイムトラップ
- スパイスロード ニューワールド
- 海亀の島
- クリプティッド
- マーズオープン
- ロストシティ・ライバルズ
- ラマ
- ラミーキューブ
- MAMMUZ
- 黄金体験
- コンコルディア
- スペースベース
- ERA
- ネビュラ
- セーラームーン ダイスチャレンジ
- ドラゴンクエスト ギガデイン
- OWACON
- カルカソンヌ
- 名状しがたき邪神のしもべ
- クランク
- ゲシュンク
- POW!
- BOLDEST
- パンデミックレガシー season1
- ゴッドファーザー
- ギズモ
- ハイソサエティ
- ミスティックベール
- ブラッドレイジ
- 電力会社
- ザ・マインド
- PERGAMON
- welcome to
- カヴェルナ
- サイズ
- サイズ フェンリス襲来
- インフェルノ
- アメンラー
- tempo kline fische
- ケララ
- 仮面の使者
- もやし11
- インペリアルセトラーズ
- ブルーラグーン
- タルギ
- 文絵のために
- ブルーラグーン
- ヴィクトリアン・マスターマインド
- レミング
- クトゥルフ・ウォーズ
- クトゥルフ・ウォーズ 拡張こみ
- ヴァンパイア
- いちごりら
- スマートフォン株式会社
- ランスロット
- 横暴編集長
- はぁっていうゲーム
- ピクテル
- feiner sand
- たった今思いついたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ
- 侍石
- カタン
- スシゴーパーティー
- 8bit mockup
- covert
- イスタンブール
- ケンブルカスケード
- 愚かな牛
- サンダーバード
- フレアマーケット
- メディチ
- バックトゥザフューチャー
- ニムト
- ハイリスク
- DEKU
- ワンツースリーゲーム
- 80日間世界一周
- ドラゴンキーパー
- 宝石の煌めき
- デッドオブウィンター
- アズールシンドラ
- myrmes
- ファベール
- スカル
- スプーキーズ
- ドリームアイランド
- ソクラテスラ
- 顧客が本当に必要だったもの
- ブリングユアーオウンブック
- リフトオフ
以上の104個のゲームを今年は遊びました!
名前わからなかったり、テストプレイだったりも含めると110個は越えてそう。
あとマーダーミステリーを2つ遊びました。
- 約束の場所
- 何度だって青い月に火を灯した
いやー、遊んだなぁ。
2019年で遊んだゲーム総括
今年は新作を追うよりも、名作を遊ぶことにシフトした一年でした。
そのなかで、一番思い出に残ったのは『パンデミックレガシー』かな。
やっぱり仲間と何度も一緒にピンチを乗り越えたのは、ボードゲームを越えた楽しさでしたね!はやくシーズン2も遊びたいなぁ。
その次は『ラミーキューブ』です。
いまさら感がありますが、今年初めて遊んだので私にとっては新作です。(^_^;)
もうアレンジを脳内シミュレーションしているときの集中力と、うまくセットが作れたときの快感が最高でした!
ついつい『ラミーキューブ・ツイスト』を米Amazonから買ってしまいました(^_^;)
あとは『コンコルディア』『電力会社』も楽しかったです。
中級だと『ヴィクトリアン・マスターマインド』が楽しかったです!
悪の秘密組織となって巨大メカを作るなんて、最高のテーマ!!しかもゲームとしても面白い!
あとは『ギズモ』も印象に残ってますね。
エンジンビルドシステムとしては独特さは薄いのですが、とにかくエナジーボールを獲得するインパクトと分かりやすいワクワクが良いですね!
最近は、コンポーネントが凝っているものが多くて、全体的な満足感が上がってきた気がします。
小箱は『バナナバンディッド』です!
これはゲムマ秋で最近買ったゲームですが、周りの受けもよく、あちこちで活躍しました。
小箱ながら拡大再生産してるし、程よいインタラクションでワイワイ盛り上がります。
『ラマ』や『愚かな牛』も面白かったな。
来年は小箱も増やしていきたい。
まとめ
今年もいっぱい遊んだな~!
常時、三ヵ所ぐらいのボドゲ会に参加していて、安定して遊べるようになってきたし、今年一年で知り合いも増えました!
札幌に旅行に行った先で、SNSで知り合った方と遊んだのも良い思い出。
来年は相変わらず積みゲーの消化を中心に、気になるゲームも遊んでいきたい…って、今年と変わらないかも?!(^_^;)
SWORD CRAFTERS-ソードクラフターズ- 感想(レビュー)
ゲームマーケット2019秋の書泉ブースにて、安値で売っていたので迷わず購入!
流石だぜゲムマ!
ということで早速遊びました!
ゲーム概要
プレイヤーは鍛冶屋となり、王様のオーダーで護国の剣を作ります。
最高の剣を作ったプレイヤーの勝利となります。
全6ラウンド行って、一番勝利点の高かったプレイヤーの勝利です。
プレイヤーは剣の柄を受けとります。
次にソードガードをランダムに二枚受け取り、柄に取り付けます。
スタートプレイヤーから、場に並んだ剣のタイルを一本の直線でグループに分断していきます。
またスタートプレイヤーから、グループを一つ選んで、受け取ったグループの剣タイルを組み込んでいきます。
グループのなかにスタートプレイヤータイルがあれば、次のラウンドのスタートプレイヤーになります。
それを6ラウンド繰り返したら、ゲームは終了し、得点計算に移ります。
最長勝利点、各側面ごとの同色最多勝利点、計画カードの条件ごとの勝利点を合算して一番得点の高かったプレイヤーの勝利です。
まとめ
評価:B
子供の頃に木の枝を剣に見立てて冒険していた、あの頃の心を呼び起こされるゲームでした。
「物理的に剣を作る」インパクトがとにかく強い!
ゲームシステムもシンプルながら、良くできていると思います。
ただ今回5人で遊びましたが、4人ぐらいが最適人数かな。どうにも5人だとスタートプレイヤーの恩恵が強すぎる…。
ただしこのゲームの本質は、勝ち負けではなく「俺、こんなスゲー魔剣作っちまったぜ…」とか言いながら盛り上がることだと思うので、頭空っぽにして遊んで欲しい!
今回は安く買えたので「良いもの買ったな」と思いましたが、いわば"いろもの"枠なので、値段や好みによって評価がかわりそう…。(^_^;)
とりあえず一般的な評価として"B"にしましたが、変わったゲームが好きな人にはとてもオススメです!
ウイングスパン 感想(レビュー)
プレイヤーは鳥類愛好家となり、鳥の繁栄を目指すゲームです。
2019年のドイツ年間ゲーム大賞のエキスパート部門でドイツゲーム賞を取った作品として、期待していたゲームをようやく遊べました。
エキスパート部門の受賞作なので、さぞ重めかと思っていたら、1時間程度で終わる中量級ゲームなのは意外でした。
特徴は、なんといってもコンポーネントがとてもおしゃれ!
鳥カードは140枚全て違う鳥が描かれていて、まるで図鑑。
餌箱型のダイスタワーや、パステルカラーの卵トークンも可愛くて、おしゃれな雑貨のようですね!
ただしゲームとしては、運の要素が強めなのが気になりました。
合計3回ほど遊びましたが、毎回得点がばらついて勝ったり負けたりと、安定しませんでした。
このゲームは餌(資源)で鳥カードを獲得し、卵を支払って鳥カードを場に出すことで、獲得できる餌や卵や鳥カードの数が増える、いわゆる『エンジンビルド』です。
ただしエンジンビルドの軸となる鳥カードが場に公開されている3枚と、裏向きの山の一番上の合計4枚しかない。
その鳥カードも性能の強弱があって、ここの運要素がとても強い。
結果、自分が戦略を立てるのではなく、場にあるカードでいかに効率の良いエンジンを組み立てるかのゲームになる。
エンジンビルドは設計戦略が核だと思っていたので、ここが運次第なのがどうにも残念。
同じエンジンビルドである『宝石の煌き』や『GIZMO』はカードが9枚公開されているのと比べるとやっぱり3枚は少ないかな。
運要素が気になる人は公開されている枚数を調整すると良いかも♪
あと鳥カードの強弱が気になる人は、バランスブレイカーのカラス系のカードを抜くといいかもしれない。
まとめ
評価:B
一般向けにとても良くできた作品だと思います。
ゲームの基本システムはシンプルなので、インストさえどうにかなればゲーム初心者でも遊べるぐらいの難易度だと思います。
あと何よりもコンポーネントの品質が高い!やっぱりアートワークやコンポーネントの質が良いと、それだけで価値になりますね。
ただしゲーマーズゲームではないので、戦略的に勝ちたい人には物足りないかもですね。(^^;
逆の見方をすると、運が良ければ誰でも勝てる可能性のあるゲームなので、勝負というより楽しみたい層にはとてもお勧めの作品です。
バナナ・バンディッド 感想(レビュー)
ゲームマーケット2019秋のバネストさんで購入。
カードゲームなのに拡大再生産という触れ込みが気になってました。
ゲームの説明
場には、人数+1枚のごほうびカード(下)と『バナナ』『枝』の2種類の資源カード(右上)と勝利点カード(左上)が置かれています。
最初に手札としてアクションカードを4枚配ります。
アクションカードには、上からコスト、カードの効果、シンボル、防御力が描かれています。
最後にキャラクターカードを1枚ずつ配ります。
手番の説明
場に並んだごほうびカードから1枚選んで、そのカードの裏表に描かれた資源を獲得します。
ただし、中には何も獲得ができないトラップカードも含まれています。
獲得した『枝』を使って、手札からカードをプレイします。
プレイしたカードには「バナナを得る」「枝を得る」「バナナを奪う」など様々な効果が描かれていて、手番中に効果を受けられます。
『バナナ』は5本で『勝利点カード』1枚と交換でき、5枚集めると勝利となります。
また自分のキャラクターカードに描かれたシンボルと同じシンボルのアクションカードが場に揃っても勝利となります。
またキャラクターカードには強力な効果が書かれていて、公開することで1度だけ効果を得ます。
他には、他プレイヤーのプレイしたアクションカードを防御力分の『枝』を支払うことで、捨てさせることもできます。またこのコストは他プレイヤーと協力して出し合うことができます。
まとめ
評価:B+
カードゲームならではのコンパクトさでありながら、みんなでわいわいできる拡大再生産で楽しかったです!
バランスはちょっと粗めだけど、この軽さならこれぐらいの方が楽しいのかも!
切り札を兼ねた正体隠匿要素もあるのも面白い。
最近のカードゲームは気軽なトリテが多かったけど、これは独特なゲームで重宝しそう!
オススメ!!!!!
ソードクラフターズ 和訳
ゲムマ2019秋に書泉さんのブースで見つけて即購入!とりあえず和訳。
ゲームのセットアップ
1:剣のタイルをシャッフルし、裏向きでまとめておきます。
2:ソードマジックカードをシャッフルして3枚公開します。カードは初心者側・中級側の両面あります。どちらかの面だけでも、混ぜても自由です。
3:各プレイヤーに1本の剣の柄頭と2枚の剣の柄を配ります。
注:消耗を防ぐため、ゲーム後は柄頭と柄を組み立てたままにしてください。
4:12枚のソードガードをシャッフルし、ランダムに2枚配ります。
5:スタートプレイヤートークンをテーブルで回転させます。トークンが止まったとき、金床の先が指している方向にいるプレイヤーが、スタートプレイヤーになります。そのプレイヤーがスタートプレイヤートークンを受け取ります。
6:剣タイルを配置します。4~5人プレイでは、ランダムに選んだ15枚の剣タイルと、図のような位置にある鍛造タイルを使用します。(4×4で配置)
2~3人プレイでは11枚の剣タイルと鍛造タイルを使用します。(3×4で配置)
ゲームの流れ
フェーズ1:スライス
スタートプレイヤーから、時計回りに1回ずつ剣タイルのグループをスライスします。
常に2つの新しいタイルグループに分かれるようにスライスします。垂直または水平の直線でスライスします。
フェーズ2:選択
スタートプレイヤーから時計回りに、グループを1つ選択して獲得します。
鋳造タイルを含むグループを獲得したプレイヤーが、次のラウンドのスタートプレイヤーになります。
選ばれなかったグループは箱に戻します。
鋳造タイルを含むグループを誰も取らなかった場合、時計回りで次のプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
フェーズ3:剣の作成
獲得した剣のタイルをソードガードに装着して、剣を組み立てます。
剣を組み立てる順番は、プレイヤー次第ですが、選択したすべてのタイルをこのフェーズで組み立てる必要があります。組み立てられた剣は4つの側面を持たなければならず、剣に空きスペースを作ることはできません。
各プレイヤーが選択したタイルを剣に装着したら、新しいグリッドを作成し新しいラウンドを開始します。
6回目のラウンドの後、得点計算に進みます。
注:ゲームのプレイ中に剣を手に持ったり、テーブルに置いたりすることができます。
プレイ中はテーブルを使用しますが、他の相手が見るために剣を回転させる必要はありません。
ゲームの終了と得点計算
得点トラッカーの上に各プレイヤーのトークンを配置します。
3種類の得点を合計し、最も勝利点が高いプレイヤーがゲームに勝利します。
最長の剣
テーブルに剣を置いて長さを比べます。
最長の剣を作ったプレイヤーは6勝利点を獲得します。同点のプレイヤーが複数いたら全員6勝利点を獲得します。
剣の品質
すべてのプレイヤーは、剣の両側のタイルの品質を評価します。品質は剣の片側の隣接する宝石の最大セット数によって決定されます。 品質は、各側面で1回だけ得点として獲得できます。品質の各ポイントは2勝利点となります。
採点するには、少なくとも2つ以上並んだ宝石である必要があります。 ソードガードの宝石も対象になります。
以下に2つの例を示します。
左の例:同じ色の宝石が3個連続して並んでいたら3×2=6勝利点
右の例:どれも連続していないのでゼロ勝利点
剣の魔力
各ソードマジックカードに指定された宝石の数を合計して、多かったプレイヤーが得点します。
複数のプレイヤーが同数の場合、それぞれの勝利点を合計して人数で割ります(切り捨て)。
上記の3種類の合計勝利点の高かったプレイヤーの勝利となります。
さぁ、これで聖剣作り放題だぜ!