ゲームマーケット2018秋 2日目
初日の様子はこちら
2日目は初日より1時間遅い9時30分に東京ビックサイト到着。1時間遅い割には昨日ほどの人はおらず開場後スムーズに入場。
今日は目的が11時からのフリーマーケットのため、ゆっくり見て過ごす。
まずは四等星さんに行って新作『ママレード・クラブ』を購入!何年か前の『リビドー』を買ってからのファンです。しかしこのカードの量で1000円は安すぎないか?!と心配になってくる。(;^_^A
続いて以前一緒のゲーム会で遊んでいただいたことのある藤浪さんのコトノハゲームズで『オムそばすけっと』を購入。
また適当に歩いていると中古を販売しているブースで丁度欲しかった『宝石の煌き』が売っていたので購入。
そんなこんなで本日の目的であるフリーマーケットの整理券配布の時間に。行ってみるとフリーマーケット入り口あたりが人込みで大変なことに、、、。
外に待機列を作るとのことで移動するも、「整理券はここまで」と目の前で締め切りを食らう、、、。悲しい。
気持ちを切り替えて、ゲームマーケットのアンケートに答えてくじを引くもこちらもハズレ。続いてテンデイズゲームズのくじを引くもこちらもスカ。しかしスカとはいえ『FULL MOON』『ButtOnUp』という小箱ゲームをいただけたので大分お得!
次に万次郎さんのところで予約していた『ボードゲームクイズ ネクステリア』を引き取りに行く。クイズというよりボードゲームの雑学書として非常に凄い価値のある本だと思う。
ようやく13時となりフリーマーケットの一般開放。しかし人がすごい。ボードゲームが安く買える機会もなかなか無いので、みんな飢えてる!w
人がすごかったので目についた『おっぱい・おしり・サンシャイン』1800円をネタとして購入。うーん、遊べる日は来るのか?(;^_^A
そんなこんなで友人のS氏と合流し、会場を改めて流す。1人だと好き勝手見れる楽さはあるけど、誰かと一緒の方が見ていて楽しい。
1時間ぐらいして再びフリーマーケットエリアに行くと、大分客も減り殺気(?)も落ち着いていたので改めて突入!もう15時を過ぎて出展者さんの"持って帰りたくなさそうな雰囲気"を感じたので値切り交渉を行い『LOST CITIES(ボードゲーム版)』を2800円で購入!正直『ケルト』を持っているので必要はない(ボードゲーム版の『LOST CITIES』は『ケルト』のアメリカ版)のだけど、こちらの方がテーマが好みなので後悔はしていない!
ということで今年の秋のゲムマもこれにて終了!
ここ数年で我が家のボードゲームも収納をオーバーする量になったため、遊ばなかったり遊んでも一度きりになりがちな同人ゲームを買い控えていました。しかしその間に全体的なレベルがアップしていて面白いゲームも増えてきたなと感じました。
最近では、大手印刷所がシステムを模倣して出したりときな臭い事も増えてきましたが、それも規模が大きくなってきたことの証明だと思います。
これからもきっと大きくなっていくんでしょうね!また来年も楽しみです。
ゲームマーケット2018秋 初日
今年の冬もゲームマーケットの季節がやって来ました。
毎年来場者や出展者が増え、規模もどんどん大きくなってますね!まぁ、去年から年2回となり参加の負担も大きくなりましたが。(^_^;)
バスに乗り8時30分過ぎに会場到着。
例年通り朝は寒い。会場まで1時間30分ブランケットにカイロでしっかり暖を取る。
10時に無事入場!
最初に入り口近くのENGAMESさんで『wellcome to』が入荷しておらずで残念。
続いて本日の主目的のHobyJapanで『パンデミック着色駒セット』『コードネーム拡張』『カヴェルナ拡張』を購入。
その後はアークライトで『ファーストクラス拡張』を無事購入。最近のお気に入りだけど旬を過ぎた商品だったので拡張を買えたのは嬉しい!
購入で並んでいるときに『のびのびTRPGスチームパンク』と『ガンダム』のサンプルを拝見。
『ガンダム』は立体駒であって欲しかったなぁ。
早々に本日の目的達成!
後は予約品の引き取りだけなので、ゆっくり流す。
いつもお世話になっている浅草の喫茶『あかね』さんも載っている『ボードゲームカフェパスvol.2』も購入。前回は2冊買ったけど今回は一冊。
後は前から気になっていた『顧客が本当に必要だったもの』の説明を聞いたら友達のSEと盛り上がりそうだったので購入。
次に予約していた『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ』を引き取りに行ったら予約引き取りの列が長くて、いったんスルーすることに。いや、予約でここまでとは凄い!
テンデイズゲームズさんで『テラミスティカ』の拡張がどこよりも安い4500円で売ってたので買おうか悩んだけど「その値段なら新作でゲーム買えるなぁ~」と断念。テラミ大好きなんだけど、周りの評価がイマイチなんですよね。(^_^;)
後はGPさんで特売の『カタン拡張』とポーカー用のコインを購入。丁度自作ゲームのコインが欲しかったので良かった。
ついでに会場の奥で売ってた『カタン攻略本』も購入。先日参加したカタン大会でボロ負けしたので少し勉強しようかと。(^_^;)
次はkurumariさんで安く売ってたテーブルに外付けできるコップ入れを購入。計4つ買ったのだけど、まとめて4つ1500円よりも3個1000円+1つ400円の方が安かった。Σ(ノд<)
入り口辺りまで戻ってきたのでいつも覗いている神田神保町の書泉グランデさんブースの特売品をチェック。ごそごそしてたら補充品に『ダイスエイジ』を1500円で発見!
定価4000円ぐらいするから73%オフです!
前から少し気になってたので、この安さは迷わず買っちゃいました!これは遊ぶのが楽しみだー♪
そろそろ落ち着いたころかと思って『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ』を引き取りに。
ふぃー、朝から歩きづめで流石に疲れたので、午後一で帰ることに。
ちなみにお昼は国際展示場駅越えたところにあるニルワナムというインドカレー屋さんが1200円で食べ放題なのでオススメです!
ニルワナム 有明店 (Nirvanam) - 国際展示場/インドカレー [食べログ]
とりあえず今日の戦利品まとめ。
今日はここまで!明日に続きます!
ボードゲームをジャケ買いするゲーム
先日、友人と「ボードゲームをジャケ買い」する遊びをしました。
ようするに"ボードゲームのパッケージの表面だけを見て「面白そう」なゲームを買って遊ぶ"遊びです。
ルールは、下記です。
- パッケージの表面だけで面白そうなものを選ぶこと
- お互いが知らないゲームであること
- 実際に遊べること
名前を聞いたことがあるぐらいはOKで、日本語訳があることや、プレイ人数・プレイ時間が行えるもの、拡張など単体でプレイできないものはNGとしました。
とりあえずはボードゲーム中古の豊富な駿河屋秋葉原店に集合場所。
極力、余計な情報を見ないように棚から取ってパッケージ表面を見ていきます。
「これ面白そう」と思ったものはキープします。ある程度候補が出揃った段階で、お互いに見せあってレギュレーションに合っているか確認します。
そこから感想を言い合いながら絞り混みます。
そして、気になったものを購入し遊んでみます。
まずは友人の買った『登れナイト』。
長方形の箱が目を引くパッケージでしたが、開けてみると幼児向けのメモリーゲームで、この予想外さが楽しいですね!
カードに描かれたものと同じ形の鍵のトークンを探す協力ゲームなんですが、流石に大人がやると簡単すぎた。(^_^;)
少しアレンジすれば、大人でも遊べそうな可能性を感じさせるので、まぁ良しだと思います!
次に私の選んだ『チックトックの森』。
色々とファンタジー系のパッケージを候補に選んだなかで、イラストのレガシーさに安心感を感じこいつを選びました。
遊んでみたら、隠匿情報のあるセットコレクションのカードゲーム。
今回は二人で遊んだのですが、今度は4人ぐらいで遊んでみたいと思えるほど面白かったです。
最後は1200円と激安の中華ゲーム
中華料理をテーマにした拡大再生産ゲーム。
全体的には良くできていそうなのに、ちょいちょいテンポが悪かったり、バランス悪く感じたりと惜しいゲームでした。(^_^;)
これも少しルールを変えれば楽しめそうな予感はします。
という事で手前味噌ですが、手堅く選んだ『チックトックの森』が個人的には一番面白かったです。
まとめ
参加メンバーのマニア度合いにもよりますが、マイナーな作品になりがちなので、外れ率が高いのはしょうがないかな…?!(^_^;)
なのでクソゲーを手にしても楽しめる広い心が必要かも。
それでも普段なら遊ばないゲームと出会える楽しさや、自分の好みを拡張できる可能性もあるので、たまにやるには良い遊びだと思いました。
老師敬服 感想(レビュー)
道場を運用する拡大再生産&ワーカープレイスメント。「敬服」という他プレイヤーのアクションをコピーする行動を活かせるかが特徴の国産ゲーム。
何年か前の同人版のゲムマ発売前体験会で遊んで以来2度目のプレイ。
トークン入れなどコンポーネントが豪華になりアートワークもより洗練された印象。
久々!と思いプレイするもボロ負け…。
ゲームのシステムはとても良く出来ている印象だったんですが、どうにもバランスに理不尽さを感じてしまった…。
敗北の原因を考えてみると、もちろん自分の戦略が最適でなかったのは前提としてあるが、プレイの順番とキャラクターの能力が組み合っていなかったと思われる。
自分のキャラクターは、初期リソースが多いものの生産力が弱かった。他のプレイヤーは「金2」「酒2」と初期から生産力が高いものがあれど、自分にはなく「敬服」が得られにくい。
しかも5人プレイで全5ラウンドのゲームで最後の手版だと、最初のラウンドが最後、最後のラウンドで最初手版と有利不利が著しく感じられた。
最初は皆出来ること少ないから手版の有利不利が弱いのに、最後のラウンドで手版が最初は「敬服」の旨味を活かせず本当に辛い!
これはあくまで5人プレイ時に発生する現象だけど、もう少しバランスとって欲しかったなぁ…。
まとめ
評価:B-
良くできたゲームですが、キャラクターごとに能力が違うなら、もう少しバランス調整して欲しかったと。(^_^;)
特に5ラウンドと短めで後からの調整も間に合わず不満ばかりが残ってしまった。
あとは2ラウンド以降に発生する武闘会が蛇足に感じられた。全般的に要素が多すぎて、そこまで手が回らなかった。
うーん、今回は本当に運が悪かったのもあるけど、もう少し納得したかったなぁ。
きっともっと面白いはずなので改めてプレイしたい。
ミープルサーカス 感想(レビュー)
バランスよくコンポーネントを積み上げるアクションゲームです。
ミープルに板、動物、円盤などのコンポーネントを選んで取ります。そして制限時間内にそれらのコンポーネントを組み立てて、お題の形を再現することで得点が得られます。
3ラウンド行って一番得点の高かったプレイヤーの勝利です。
まとめ
評価:B-
バランスアクションが好みじゃないので評価低めですが、一般的には個性的で良くできたパーティーゲームだと思います。
子供とか楽しく遊べるんじゃないかな。
また、どのコンポーネントを取って何点を狙いにいくのか、アクションだけじゃなく考える要素があるのは良いポイントですね。
ただ制限時間を知らせるためにアプリが必要なのが気になります。
ワイワイ遊ぶのが好きな人にはオススメです。
汽車は進むよ (Jedzie pociąg z daleka) 感想(レビュー)
タイルを配置して線路を伸ばし、汽車を進めて駅に到着させるパズルゲームです。
普段はあまり見ることの少ないポーランド発のゲームという事で珍しさもあり買ってみました。
プレイヤーはタイルを配置して汽車を進めるだけなので本当にシンプルです。
インストに5分、1プレイ30分位の軽いゲームでしたが、非常に楽しかったです。
パステル調のコンポーネントに可愛いアートワークは癖がなくて万人受けするのも、お手軽な感じにあっていて良いですね。
同じタイルを配置して道を繋げるゲームとして『カルバ』『カルバ カードゲーム』がありますが、同じぐらいの軽さなのに、より深いジレンマが楽しめます。
駅に早く到着させたら高得点のルールと、線路をより長くすすめるほど高得点のルール、の2種類のルールがあるのですが、最初から両方を合わせた上級ルールで遊ぶのがオススメです。上級ルールでも説明は簡単ですし、何より線路を長く伸ばすのか、早く駅に着くのを優先させるか、戦略性が広がって楽しさが増します!
まとめ
評価:A
個人的にタイル配置型パズルゲームが好みなのもありますが、遊んでいて楽しく、説明も簡単、シンプルなのに奥深く、アートワークも秀逸、お値段も高くなくそれ以上の価値を感じたので、A評価にしました。
ライトからヘビィな層まで幅広く楽しめる汎用性も高評価のポイントです。
またこのゲーム、線路がうまく繋がると想像していた以上に汽車が進むことがあって、それが凄い楽しいんです。勝つこと以上に楽しさがあるゲームは良いゲームだと思います。
気になる点は、他プレイヤーとの接点が少ないことですね。誰が駅に早く着いたかで得点が増減する以外は絡みが無いのでコミュニケーションがありません。個人的には自分の作業に集中できるので悪いとは思わないんですけどね。(^_^;)
ただ大手メーカーからの販売ではないので、気になる方は見かけるうちに押さえておいた方が良いと思います。
ボドゲショップ店員が初心者にオススメするゲームについて
旅行先でボードゲームショップに寄るのが好きなんです。
どこでもだいたい置いてあるものは一緒なんですが、中古に掘り出し物がないか結構ワクワクするんですよね!
とあるお店での出来事
日本でも有数の大きな街の大きなショッピングビル。その一画にあるプレイスペースも併設したボードゲームショップによりました。
オープンで明るい店内は、おしゃれなビルにぴったりでとてもよい雰囲気でした。
そこでベビーカーを押した若い夫婦が店員さんに「何か二人で遊べるゲームはありますか?」と聞いていました。
もれ聞こえてきた感じだと、夫婦はボードゲーム未経験者で『カタン』や『宝石の煌めき』というのが面白いと知って興味が湧いたようです。
店員さんも見ため若そうでしたが、清潔感があり良さそうな方でした。
そして事件が
店員さんが『カタン』の説明をしたあと、他にも聞かれたタイトルのゲームを紹介していたのですが、そのあとで『SCYTHE』を紹介し始めました。
『SCYTHE』と言えば1プレイ2時間はかかる経験者向けの重ゲーです。
「いやいやいや『SCYTHE』初心者向けじゃないだろう?」と思わず口から出そうでしたが、そこは営業妨害になると思いグッとこらえました。
確かにあのゲームはパッケージも魅力的で興味をそそりやすく、フィギュアなどコンポーネントも良くできているから、欲しくなる要素が満載、さらに面白いんだから確かに推したくなる気持ちは分かりますが、それは果たして初心者が楽しめるのかと?!
「目の前に『バトルライン』とか2人用の最高傑作しかも安価でルールもシンプルなのあるじゃんか?!」と言いたくてしょうがない。
店員さん「遊んだことのある店長いわく『重ゲーのなかでも軽めだ』と言っていました!」
それを聞いて精神的に膝から崩れ落ちました…。
確かに『SCYTHE』は分かってしまえばシンプルなゲームだ。
だけどもそれはある程度馴れた人の意見では無かろうか?あの説明書は初心者に難解ではないか?
私が初心者で、最初に買ったゲームが『SCYTHE』であったのならば、あの説明書の前に挫折して2度とボードゲームをやろうとは思わなかったと思う。
うーむ、夫婦二人で遊ぶのであれば、もう少し気軽に遊びやすい物の方が良いのではなかろうか?
いたたまれなくなりお店を出てしまったので、その後の夫婦が何かを買ったのかわかりませんでしたが、非常に胸に残る物事でした。
言いたかったこと
ボードゲームショップは特に専門性の高いお店ですよね。
その専門店の店員なのであれば、是非とも実際に遊んだ物を推してもらいたい。知識として知っているのと、実際に遊んだことのあるのは天と地のほどの差がでます。
他人の評価ですすめるんじゃなくて、実際に遊んでみた自分の感想でおすすめしてもらいたいなぁ。せめて『有名作品』『トレンド』は遊んでもらいたい!
またお店としても、そのようなラーニングルールを作れば店員のサービス品質が一定に保てると思うんですよね。
初心者には初心者向けゲームが正解?
次は初心者だからといって初心者向けが果たして良いのかどうかです。これは自分への反証でもあるのですが「じゃあ何が正解だったのだろうか?」と言うことです。
確かに顧客が「楽しめる商品」をオススメするのは正しいのですが、「面白そうなもの」をオススメするのも一概にNGでは無いと思います。
未経験者のモチベーションをあげるのは、実際の"面白さ"ではなく"面白そう"な期待感なんですよね。
とは言え実際に楽しめるかどうかも無視できないわけです。
そのために「誰とどれくらいの時間で遊びたいのか」のシーンを明確にしたうえで、オススメできる知識と経験が必要になります。
きっと今回の店員さんは知識と経験が不足していたのだと思います。
最後に
今回はひょんなことから色々と考えさせられ、良い機会になりました。
自分も誰かにオススメを聞かれたときにキチンと応えられるように、色々と遊んでこれからもブログにまとめていきたいと思います。
ちなみに今回のご夫婦に私なら『パッチワーク』『ジャイプル』『バトルライン』の3つをオススメします!
ではでは